レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/3/4
- 登録日時
- 2020/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20030418310575
- 質問
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猫は1日にどのくらい寝るのかが分かる児童書が見たい。
- 回答
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①には、「ネコは1日のうち、ほとんどの時間を眠ってすごします。約15時間は眠るので、1日の半分以上は眠っていることになります。」と記載されている。また、猫がよく眠る理由について「ネコはもともと、狩りをする動物。ネコはすぐれたハンターでしたが、いつも狩りに成功していたわけではありません。何日も食べ物にありつけないこともありました。そのため、狩りをするとき以外は、これ以上おなかをへらさないように、寝てすごしたのです。そのころの習性が今でも残っているため、ネコは一日中よく眠るのです。けっして、なまけものなのではありません。」と記載されている。
②では、ネコのひみつがQ&A形式で紹介されている。「寝てばかりいるけど、病気なの?」という質問に対する答えの中で「1日に寝ている時間は、平均すると14時間。ネコは一生の約3分の2を寝て過ごすことになるのです。」と述べている。
③は、ナオスケというノラネコの観察が記録された本である。その中で、「ナオスケは、合わせて18時間以上もねていました。」と記載されていると共に、ノラネコの一日の生活の流れを表にして、寝ていた時間に色を付けて分かりやすく紹介されている。
④には、ネコがよく眠る理由について、「「ネコ」という名前は「寝子」からきているという説があるほど、ネコはよくねる動物です。ネコは単独で狩りをするため、失敗すれば食事にありつけません。狩りをするその一瞬に力をはっきするため、用のないときは休息してエネルギーをためこんでいるのだともいわれます。」と記載されている。また、ネコの寝る時間については「ネコの睡眠時間は約13時間です。ヒトのようにまとめてねむるのではなく、50分から2時間くらいの長さのねむりを何度もくり返しているようです。」と記載されている。
⑤は、いろいろな動物の眠りについて紹介している。猫については、「いちばん長くねむるどうぶつ、な~んだ。いちにち16時間、ねむるものもいます。それは、ネコです。」と記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 家畜.畜産動物.愛玩動物 (645 9版)
- 参考資料
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①穂実あゆこ『ネコ』 偕成社,1999,94p. 参照はp.28-29.
②川田直美『ネコのひみつ』 ポプラ社,1997,127p. 参照はp.78.
③伊沢雅子,平出衛『ノラネコの研究』 福音館書店,1994,39p. 参照はp.37.
④大野瑞絵,浜田一男『くらべてわかる!イヌとネコ』 岩崎書店,2015,63p. 参照はp.44―45.
⑤イジー・ドヴォジャーク,マリエ・シュトゥンプフォヴァ―『どうぶつたちがねむるとき』 偕成社,2017,35p. 参照はp.21.
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①穂実あゆこ『ネコ』 偕成社,1999,94p. 参照はp.28-29.
- キーワード
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- 猫の寝る時間
- 猫の睡眠
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020030418311310575
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000279663