レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年08月06日
- 登録日時
- 2020/08/07 14:26
- 更新日時
- 2020/12/14 18:44
- 管理番号
- 20200806-6
- 質問
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解決
日本語以外の言語の資料を、最初から自分で翻訳して引用することは、改変して引用したことになり、直接引用またはブロック引用はできないということになるのか?
- 回答
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著作権法47条6号によって、自身が原文を翻訳して引用することが認められています。このとき、出典元を書くと同時に、「筆者翻訳」など、自分が翻訳していることを明記するのが、一般的な方法です。
<レポート中の記載例>
『ファクトフルネス』の著者であるハンス・ロスリングは「・・・・・・(筆者翻訳)」と述べている1)。
<出典の記載例:洋書>
1)Hans, Rosling.; Ola, Rosling.; Anna, Rosling Rönnlund. Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Think. International Edition., Flatiron, 2019, 342p.
⇒ 解説:レポート中で、日本語に翻訳しても、出典は翻訳せず原語で記載すること。
(参考文献)
北村行夫, 雪丸真吾編.“Q77 翻訳物と引用”.Q&A引用・転載の実務と著作権法.第4版,中央経済社,2016,p.89-91.
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 著作.編集 (021)
- 参考資料
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- 北村行夫, 雪丸真吾編.“Q77 翻訳物と引用”.Q&A引用・転載の実務と著作権法.第4版,中央経済社,2016,p.89-91.
- 著作権法 第47条の6(翻訳、翻案等による利用)
- キーワード
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- 引用
- 著作権
- 翻訳
- 引用作法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000285639