レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/03/26
- 登録日時
- 2005/03/30 02:13
- 更新日時
- 2024/03/30 00:30
- 管理番号
- M04091621037898
- 質問
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谷口久吉(谷口古杏)が詠んだ句碑の建立地(岡山県内)を知りたい。
- 回答
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・『岡山県歴史人物事典』(資料①)の「谷口久吉(ひさきち)」の項には、「実業家・新聞人・俳人」とあり、その略歴とともに「号は古杏(こきょう)」と解説されている。
資料②~⑦より、以下A~Eの谷口古杏の句碑の所在を確認した。
A けきょと啼く治承の春は欺くさむきか (岡山市北区吉備津)
B かなかなやここに錆びつくふたりの坐 (岡山市北区日近・安養寺)
C かなかなや朝の枕灯妻と消す (岡山市中区円山・曹源寺)
D 良寛さんさくらんぼうがうれました (倉敷市玉島・円通寺)
E 雨の郭公わが霊行衛さだまりぬ (岡山市中区・石井十次記念聖園)
※Bの句碑にある「錆」の実際の表記は金偏に青となっている。
各資料の収録句碑は次のとおり。
・『岡山の文学碑』 (資料②) A
・『岡山県の文学碑めぐり』 (資料③) B,C,D
・『岡山県の文学碑めぐり2』 (資料④) A,C,E
・『吉備路をめぐる文学のふるさと』 (資料⑤) B,C,D
・『全国文学碑総覧』 (資料⑥) B,C,D,E
・『谷口久吉の文化巡歴』 (資料⑦) A,B,C,D
※資料⑥には、「谷口古京」(原文ママ)の表記により句碑が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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谷口古杏の略歴及び本名「久吉」については下記資料を参照した。
塩尻青笳ほか『岡山の俳句』岡山 日本文教出版,1970,200p. 参照はp.178-180.
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 参考資料
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①『岡山県歴史人物事典』 山陽新聞社 1994年『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994,1254p. 参照はp.625.
②山本遺太郎『岡山の文学碑』岡山 日本文教出版,1965,215p. 参照はp.140.
③小出公大『岡山県の文学碑めぐり』岡山 創文社,2005,130p. 参照はp.18-19,52-53.
④小出公大『岡山県の文学碑めぐり2』岡山 創文社,2010,130p. 参照はp.16-17,33.
⑤『吉備路をめぐる文学のふるさと』編集委員会『吉備路をめぐる文学のふるさと』岡山 吉備路文学館,2010,206p. 参照はp.76-77.
⑥宮澤康造ほか『新訂増補 全国文学碑総覧』 日外アソシエーツ,2006,1200p. 参照はp.887-890.
⑦生咲恭仁彦『谷口久吉の文化巡歴』岡山 山陽放送,1998,287p. 参照はp.142-192.
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①『岡山県歴史人物事典』 山陽新聞社 1994年『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994,1254p. 参照はp.625.
- キーワード
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- 句碑
- 俳句
- 谷口久吉
- 谷口古杏
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2004091621022037898
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生
- 登録番号
- 1000021023