レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/02/21
- 登録日時
- 2020/12/17 00:30
- 更新日時
- 2020/12/25 14:18
- 管理番号
- 6000052721
- 質問
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未解決
陸軍大将の小畑英良について詳しく書かれた本を探してほしい。お墓の位置がわかればなおよい。
- 回答
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下記の資料を紹介。墓碑について書かれた資料は発見できず。
『大阪人物辞典』p.268
『日本人名大事典』p.189
『日本陸軍将官辞典』p.197
『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』pp.289-290
- 回答プロセス
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当館所蔵の資料を探し、上記資料の内容を確認。さらに『大阪墓碑人物事典』や豊中市内の墓碑・石碑を紹介した本を調べたが、小畑英良については載っていなかった。
利用者に再度確認し、以前読んだ伝記は『小畑忠良を偲ぶ』と判明。当市には所蔵はないが、大阪府立図書館・大阪市立図書館が所蔵しており、書誌情報によると出版地は豊中市。なお、利用者はタイトルに「小畑忠良」「平和」の語が入った三つ折りの小冊子も見たことがあり、そこに小畑英良の親族が「豊中市」と書いてあったように思うとのことだが、当該冊子は発見できず。
大阪市に陸軍墓地「真田山墓地」はあるが、ウェブサイトを確認したところ日清戦争後は合葬の碑なので個人名は載っておらず、小畑英良の墓があるかは不明な旨もお伝えした。
後日、『小畑忠良を偲ぶ』『小畑忠良を偲ぶ[産業報国会篇]』を府立から借用し、内容を確認。
忠良の五男が英良。『小畑忠良を偲ぶ』p.33-40「小畑忠良の生い立ち」によると、明治26年3月16日、大阪府豊能郡南豊島村大字上津島生まれ。
茨木中学、第一高等学校、東京帝国大学卒業後、住友入社。結婚後は大阪市、東京に住まい、途中46歳から2年間中豊島村字岡山(現豊中市曽根)在住。昭和16年、住友を辞めて頼まれて大政翼賛会企画局長、のち事務総長になる。戦後、公職追放され61歳に豊中市上津島へ転居。大阪府知事選挙に共産党で3回立候補するが落選。昭和52年85歳で死去とのこと。
- 事前調査事項
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小畑4兄弟のことが書かれた伝記を読んだが、小畑英良については少ししか書かれていなかった。
- NDC
- 参考資料
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- 『大阪人物辞典』 三善 貞司/編 清文堂出版
- 『日本人名大事典[補巻]』 平凡社
- 『日本陸軍将官辞典』 福川 秀樹/編著 芙蓉書房出版
- 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』 外山 操/編 芙蓉書房
- キーワード
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- 戦争(センソウ)
- 陸軍(リクグン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000290867