レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年07月18日
- 登録日時
- 2016/02/12 20:33
- 更新日時
- 2016/02/24 11:12
- 管理番号
- 0000109311
- 質問
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解決
山田顕義(1844-1892)の「政府への建言七か条」の全文が掲載された資料はないか。
- 回答
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下記参考資料1(p3-4)に、「山田顕義書簡 政府への建言七か條」(明治8年1月20日)が掲載されている。
資料解題(p5-6)によれば、明治8年(1875)1月20日付けの木戸孝允宛書簡が、その内容により「政府への建言七か条」と呼ばれている、とある。
また、出典は妻木忠太『史実考証 木戸松菊公逸事』(有朋堂書店 昭和7)(p350-351)となっている。
この資料は、国立国会図書館によりデジタル化され、次のとおりネット上で見ることができる。
『木戸松菊公逸事 : 史実考証』 妻木忠太著 有朋堂書店 1932
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176968/223
p350「過日浪華へ」からp351「奉存候、」まで
なお、資料1の資料解題によれば、七か条の内容は同旨だが、『松菊木戸公伝 下巻』(明治書院 昭和2)(p1798-1799)には別の書簡が確認されているとある。
この資料もデジタル化されており、ネット上で見ることができる。
『松菊木戸公伝. 下』 木戸公伝記編纂所編 明治書院 1927
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1879590/407
p1798「甚以失敬之至」からp1799「奉存候」まで
同じ内容のものが次の資料にも掲載されている。
『日本憲政史』(現代政治学全集 ; 第6巻) 尾佐竹猛著 日本評論社 1930
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1272635/59
p104「甚以失敬之至、」から「奉存候。」まで
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 1 『山田顕義の憲法私案』 日本大学精神文化研究所編集 日本大学精神文化研究所 1993.02 当館請求記号:Y323/M 3 p3-6
- 2 『史実考証木戸松菊公逸事』 妻木忠太著 マツノ書店 2015.11 Y289/Ki 13 p350-351
- 3 『松菊木戸公伝 下』 木戸公伝記編纂所編 マツノ書店 1996.02 Y289/KI 13 p1798-1799
- 4 『日本憲政史』 尾佐竹猛著 日本評論社 1930 313.8/G 0 p104
- キーワード
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- 山田 顕義(ヤマダ アキヨシ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000188072