レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月27日
- 登録日時
- 2023/06/02 17:34
- 更新日時
- 2023/09/23 14:16
- 管理番号
- 堺-2023-071
- 質問
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解決
将来的に救急車の出動が有料になるというような話を聞いたがそのようなことが書かれている本はあるか。
今の出動件数も知りたい。
- 回答
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『救急車が来なくなる日』には「有料化案がたびたび議論される」、『「医療崩壊」のウソとホント』には「欧米のように救急車を有料化しようという声もでている」とあるが、両書とも救急医療が必要な人への治療が遅れる危険性があるため難しいとされている。
『堺市消防局消防年報』内の救急概況の表に、年間の出場件数、搬送人員、一日あたりの平均救急出場件数、救急出動頻度の記載がある。
『消防白書』の救急体制の項に全国の救急出動件数、搬送人員、到着所要時間などが記載されている。またこの項には救急業務を取り巻く課題として、救急車の適正利用の推進が挙げられている。平成28年3月に通知された「転院搬送における救急車の適正利用の推進について」や平成28年12月の「精神科救急における消防機関と関係他機関の連携について」の発出を受け関係機関との連携が進められている。
消防庁では救急車が緊急性の高い傷病者にできるだけ早く到着できるようにするため、電話相談「救急安心センター事業(#7119)」の全国展開を推進するとともに、救急度判定を支援する全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」を作成し提供している。
(西図書館)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 医学.薬学 (49 8版)
- 参考資料
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笹井恵里子 著 , 笹井, 恵里子, 1978-. 救急車が来なくなる日 : 医療崩壊と再生への道. NHK出版, 2019. (NHK出版新書 ; 594)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029842600-00 , ISBN 9784140885949 -
消防庁 , 消防庁. 消防白書 令和2年版. 勝美印刷, 2021.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I100946060-00 , ISBN 9784909946225 -
本田宏 著 , 本田, 宏. 「医療崩壊」のウソとホント : 国民が知らされていない現場の真実. PHP研究所, 2009.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010562398-00 , ISBN 9784569771700
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笹井恵里子 著 , 笹井, 恵里子, 1978-. 救急車が来なくなる日 : 医療崩壊と再生への道. NHK出版, 2019. (NHK出版新書 ; 594)
- キーワード
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- 救急車
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000334112