レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月30日
- 登録日時
- 2016/11/19 15:05
- 更新日時
- 2017/02/01 14:10
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2016-016
- 質問
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解決
三浦渡世平について知りたい。特に、三浦渡世平の先祖・子孫の家系、父親や祖父の役職について知りたい。
- 回答
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伝記として『三浦渡世平先生伝』(真野常雄/編 三浦・中村両先生頌徳顕彰会 1968年)があり、p1~10に三浦渡世平氏までの家系について記述があります。
p9には、「三浦家は、代々組頭として、差配していた」とあります。
p297~310に「先生とご家庭」として、家族についての記述があります。主に家族との関係について書かれており、子どもの人数と名前、部分的な経歴は分かりますが、子孫一人一人についての詳細は分かりません。
本書には、家系図は掲載されていません。
また、『明治の名古屋人』(名古屋市教育委員会/編 名古屋市教育委員会 1969年)p290-291に三浦渡世平の項目があり、p290に「父三浦勘三郎は将軍直参の御徒士組頭であって、渡世平はその長子である。」とあります。
『国史大辞典』(吉川弘文館)の「徒(かち)」の項目の記述により、徒士組は御家人とされています。
三浦姓について、『角川日本姓氏歴史人物大辞典23』(角川書店 1991年)、『姓氏家系大辞典 第3巻下』(太田亮/著 上田萬年/監修 三上參次/監修 角川学芸出版 2012年)、『新訂寛政重修諸家譜』(続群書類従完成会 1980-1981年)を調査しました。また、徒士組であったことから、『編年江戸武鑑文化武鑑』(柏書房1981-1985年)『文政武鑑 編年江戸武鑑』(柏書房 1982-1992年)を調査しましたが、三浦渡世平氏の祖先と考えられる人物は見つかりませんでした。
- 回答プロセス
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三浦渡世平をキーワードとして検索したところ、伝記『三浦渡世平先生伝』が見つかりました。明治時代に名古屋で功績を残したことから、『明治の名古屋人』を調査しました。これらの資料の記述をもとに人名辞典・系譜関係を調査しました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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真野常雄 編 , 真野, 常雄, 1895-1971. 三浦渡世平先生伝. 三浦・中村両先生頌徳顕彰会事務局, 1968.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001110436-00 -
名古屋市教育委員会. 明治の名古屋人. 名古屋市教育委員会, 1969.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001212803-00 -
愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 編著 , 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 , 静岡県姓氏家系大辞典編纂委員会. 愛知県姓氏歴史人物大辞典. 角川書店, 1991. (角川日本姓氏歴史人物大辞典 ; 23)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I025177277-00 , ISBN 4040022300 -
太田 亮/著 , 上田 萬年/監修 , 三上 參次/監修 , 太田‖亮 , 上田‖万年 , 三上‖参次. 姓氏家系大辭典 第3卷下. 角川学芸出版, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I050595737-00 , ISBN 4046227265 - 新訂寛政重修諸家譜. 続群書類従完成会, 1980-1981年.
- 編年江戸武鑑文化武鑑. 柏書房, 1981-1985年.
- 文政武鑑 編年江戸武鑑 . 柏書房, 1982-1992年.
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真野常雄 編 , 真野, 常雄, 1895-1971. 三浦渡世平先生伝. 三浦・中村両先生頌徳顕彰会事務局, 1968.
- キーワード
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- 三浦渡世平
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000200102