レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年04月07日
- 登録日時
- 2012/10/28 17:12
- 更新日時
- 2012/10/28 17:12
- 管理番号
- いわき総合-地域93
- 質問
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解決
田中きよ子氏の手記が掲載されている雑誌「婦人倶楽部」(昭和31年8月号)を複写したものがいわき総合図書館にあると聞いたが、所蔵の有無を確認したい。また、手記の中に香川県の鍋島灯台に勤めていた、という記述があるかどうかも知りたい。
- 回答
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雑誌「婦人倶楽部 昭和31年8月号」P144~148に掲載されていた田中きよ子氏の手記「海を守る夫とともに二十年(喜びも悲しみも幾年月)」の抜刷が総合図書館に所蔵されています。巻末には昭和52年1月1日のいわき民報、46・47面の田中氏に関する記事「喜びも悲しみも幾年月」のコピーも添付されていました。しかし、香川県鍋島灯台の記述はどちらにもありませんでした。
- 回答プロセス
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1.「田中きよ子」氏について
灯台守をしている夫の績氏について日本各地の灯台に勤務し、塩屋崎灯台にも勤めていました。1956年、夫が塩屋崎灯台長の時、20年間の勤務の日々を回想した手記が雑誌「婦人倶楽部 昭和31年8月号」に掲載され、それが映画監督の目に留まり1957年に「喜びも悲しみも幾年月」として映画化されました。晩年はいわき市の玉川団地に居住しています。
2.【資料①】「海を守る夫とともに二十年手記コピー」で香川県鍋島灯台の記述を確認。
岩手県魹ヶ崎(とどがさき)、北海道宗谷岬、樺太海馬島、長崎県女島、宮崎県都井岬、福島県 塩谷崎の勤務について記述がありましたが、香川県の鍋島灯台の記述はありませんでした。
3.【資料①】に添付されている昭和52年の「いわき民報」の記事「“喜びも悲しみも幾年月”海を守る夫と共に35年 原作者田中きよさん今はいわきの住人」で香川県鍋島灯台の記述を確認。上記6つの灯台の他に、千葉県勝浦に勤務したことが書かれていましたが、鍋島灯台の記述はありませ んでした。記事は、玉川団地に住んでいる二人の思い出を聞いたものです。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 田中きよ子
- 灯台
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113114