レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/04/02
- 登録日時
- 2011/03/31 02:00
- 更新日時
- 2011/03/31 02:00
- 管理番号
- DR20041000740
- 質問
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解決
遊具と園具の違いについて知りたい。
- 回答
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『新学校用語辞典』ぎょうせいp.68に、”園具”についての詳しい記述があり、また『保育用語辞典』ミネルヴァ書房p.351-352に”遊具、玩具”についての詳しい記述がある。『遊び場の安全ハンドブック』玉川大学出版部には”園具”や”遊具”についての様々な情報がある。そこからそれぞれについて記述してある法律(省令・政令)などを知ることができる。”園具”については「幼稚園設置基準 第三章 施設及び設備 第一〇条 幼稚園には、学級数及び幼児数に応じ、教育上、保健衛生上及び安全上必要な種類及び数の園具及び教具を備えなければならない。」(『児童福祉六法平成20年版』中央法規出版p.2322に掲載)とある。”遊具”については、改正前(平成7年 14年改正)の「児童福祉施設最低設置基準 第六章 児童厚生施設 (設備の基準)第三七条」には「児童遊園等屋外の児童厚生施設には、広場、遊具及び便所を設けること」としている。その他にも「都市公園における遊具の安全確保に関する指針について」(『公園・緑地・広告必携 平成18年版』ぎょうせいp.312)の中で、本指針の対象は「都市公園法施行法令第四条に規定する遊戯施設のうち、主として子供の利用に供することを目的として、地面に固定されているものとする(以下「遊具」という)」とされている。その他の資料として、『児童健全育成ハンドブック 平成19年度版』中央法規出版p63には「児童遊園の設置運営について」の通知の中に「標準的児童遊園設置運営要綱」が掲載されており、遊具(ブランコ、砂場、滑り台、ジャングルジムなどの設備)と記載がある。
- 回答プロセス
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園具および遊具の用語についてそれぞれ調査をした。その後『遊び場の安全ハンドブック』に遊具、園具について詳しい記載があることが判明。それらの法的な根拠を探し、用語と法的な根拠の両方を示し回答とした。
- 事前調査事項
- NDC
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- 幼児.初等.中等教育 (376 9版)
- 参考資料
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- 遊び場の安全ハンドブック 荻須隆雄/編 玉川大学出版部 2004.9 629.35 4-472-40311-0
- 保育用語辞典 森上史朗/編 ミネルヴァ書房 2008.4 376.1 978-4-623-05077-2
- 新学校用語辞典 牧昌見/編 ぎょうせい 1993.12 370.33 4-324-03480-X
- 児童福祉六法 平成20年版 児童福祉法規研究会/監修 中央法規出版 2007.11 369.4 978-4-8058-4774-9
- 公園・緑地・広告必携 平成18年版 国土交通省都市・地域整備局公園緑地課/監修 ぎょうせい 2005.11 518.85 4-324-07743-6
- キーワード
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- 遊具
- 園具
- 遊び場
- 児童
- 保育
- 教育
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000083519