レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/01/04
- 登録日時
- 2019/11/21 00:30
- 更新日時
- 2019/11/21 00:30
- 管理番号
- 牛久-1566
- 質問
-
解決
1年で1番日照時間が長いのは夏至だが、1年のうち日の出が1番早く、日の入が1番遅くなる日は夏至ではない。同様に1年で1番日照時間が短いのは冬至だが、日の出が1番遅く、日の入が1番早くなる日は冬至ではない。それはなぜか。
- 回答
-
以下のサイトを紹介。
・『質問1-4)1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ? | 国立天文台(NAOJ)』(https://www.nao.ac.jp/faq/a0104.html)
・『質問1-7)太陽の南中時刻は日によって変わるの? | 国立天文台(NAOJ)』(https://www.nao.ac.jp/faq/a0107.html)
後日次の資料にもあり。
・『暦の科学』(片山真人/ベレ出版/2012.5)…p86に南中高度と昼の長さ。p95-96に日の出入りがもっとも早い(遅い)日についてあり。
・『科学のあらゆる疑問に答えます』(ミック・オヘア/SBクリエイティブ/2017.1 )…p3に「日暮れが早い日」に説明あり。
・『よくわかる宇宙と地球のすがた』(国立天文台/丸善/2010.7)・・・p2~13に説明があり、p12に「日の出入りが最も早い(おそい)日」に図で説明あり。
・『日の出・日の入りの計算』(長沢工/地人書館/1999.12)・・・p50の「冬至夏至の日の出日の入り」に説明あり。
- 回答プロセス
-
1. NDC「440」天文関係の棚をブラウジング。該当資料なし。
2. google検索でキーワード「夏至 冬至 日の出 日の入り ずれる」と入力し、検索。
→以下のサイトを発見。
(1)『質問1-4)1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ? | 国立天文台(NAOJ)』
https://www.nao.ac.jp/faq/a0104.html
→夏至は1年のうちで昼間が一番長い日で、冬至は1年のうちで昼間が一番短い日だが、昼間が一番長い日に日の出がもっとも早く、日の入りがもっと遅くなり、同様に昼間が一番短い日に日の出がもっとも遅く、日の入りがもっとも早くなるわけではない説明あり。
(2)『質問1-7)太陽の南中時刻は日によって変わるの? | 国立天文台(NAOJ)』(https://www.nao.ac.jp/faq/a0107.html)
→実際に見えている太陽のことは「視太陽」と呼び、実際に見えている太陽とは別に、いつでも同じ速さで移動する仮想の太陽を考え「平均太陽」と呼んでおり、「視太陽」と「平均太陽」との位置の差を時間に換算したものを「均時差」と呼ぶとあり。
※(1)(2)の最終アクセス日2019年11月16日
3. (2)よりフリーワード「均時差」で自館所蔵検索。ヒットなし。参考図書NDC「R440」の棚をブラウジング。次の資料に「均時差」の説明あり。
(3)『天文学大事典』(天文学大事典編集委員会編/地人書館/2007.6)
(4)『オックスフォード天文学辞典』(Ian Ridpath編/朝倉書店/2003.11)
4. 追加調査。サイト情報が専門的なため、改めて資料にあたるために書架をブラウジング。夏至、冬至に関することなので「暦」や「二十四節季」を連想し、NDC「449」の棚をブラウジングし、下記の資料を発見。
(5『暦の科学』(片山真人/ベレ出版/2012.5)…p86に南中高度と昼の長さ。p95-96に日の出入りがもっとも早い(遅い)日についてあり。
→続いて、天文学全般の学科を見ることにし、NDC「440~404」の棚をブラウジングし次の資料を発見
(6)『科学のあらゆる疑問に答えます』(ミック・オヘア/SBクリエイティブ/2017.1 )…p3に「日暮れが早い日」に説明あり。
→上記のブラウジングの結果と児童書でかつ中高生向けの資料なら分かりやすい説明のものがあるかもしれないと考え、児童の書架「40~44」をブラウジングし、次の資料を発見。
(7)『よくわかる宇宙と地球のすがた』(国立天文台/丸善/2010.7)・・・p2~13に説明があり、p12に「日の出入りが最も早い(おそい)日」と図で説明あり。
→インターネット上の情報が「国立天文台」のものだったので、国立天文台に関係する資料に載っているのではないかと考え、フリーワード「国立天文台」+状態「所蔵」で自館所蔵検索。。ヒット74件中下記を確認。
(8)『よくわかる気象・環境と生物のしくみ』( 国立天文台/丸善/2010.11)…記載なし。
(9)『天文台の電話番』(長沢工/地人書館/2001.1)…記載なし。
(10)『日の出・日の入りの計算』(長沢工/地人書館/1999.12)・・・p50の「冬至夏至の日の出日の入り」に説明があったが、専門的内容。
以上の検索結果から(5)~(7)、(10)にも記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- B10569135 天文学大事典 天文学大事典編集委員会/編 地人書館 2007.6 440.33 978-4-8052-0787-1
- B10419546 オックスフォード天文学辞典 Ian Ridpath/編 朝倉書店 2003.11 440.33 9784254150179
- B10629900 暦の科学 片山真人/著 ベレ出版 2012.5 449 978-4-86064-320-1
- B10700983 科学のあらゆる疑問に答えます ミック・オヘア/編 SBクリエイティブ 2017.1 404 978-4-7973-8863-3
- B10607751 よくわかる宇宙と地球のすがた 国立天文台/編 丸善 2010.7 440 978-4-621-08147-1
- B10175966 日の出・日の入りの計算 長沢工/著 地人書館 1999.12 449.1 9784805206348
- 国立天文台(NAOJ) https://www.nao.ac.jp/faq/a0104.html 2018.01.04
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000265520