レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年01月22日
- 登録日時
- 2017/09/08 14:30
- 更新日時
- 2023/05/04 09:47
- 管理番号
- 20170901
- 質問
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解決
鎌倉エビについて知りたい。
- 回答
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鎌倉エビは、江戸時代に、鎌倉沖で取れるエビを言いました。
関東だけでなく、関西でも「鎌倉エビ」とよばれ、伊勢で取れるえびは「伊勢エビ」を呼ばれていましたが、鎌倉エビの水揚げ量が減ったことで、いつの間にか『伊勢エビ』が通称となりました。
- 回答プロセス
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①鎌倉の産物、水産業について書かれた本を見る
②観光分野の本を見る。
③「鎌倉えび」で検索
④「えび」の本を探す。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『新編鎌倉志・鎌倉攬勝考』 蘆田伊人/編 雄山閣 1958年 【K1 291.3】 P198~ 鎌倉の物産
- 『古事類苑 第48』 神宮司庁/編 吉川弘文館 1970年 【R 031.2】 P1537,P1538
- 『海老』 酒向昇/著 法政大学出版局 1985年 【383.8】 鎌倉海老 P122,129,222,225,227,241
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『益軒全集 6巻』 益軒會/編 益軒全集刊行部 1911年 【081】
「大和本草」巻之14の「海鰕」の項に「伊勢より多く来る故、伊勢えびと号す。江戸には鎌倉より来る故、鎌倉えびと号す」とある。 - 『鎌倉謎解き街歩き』 原田寛/著 実業之日本社 2014年 【213.7】 P204 伊勢エビのルーツは鎌倉で水揚げの「鎌倉エビ」だった?!
- 『日本国語大辞典 第3巻(おもふ-きかき)』 日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001年 【R 813.1】 P957
- 『江戸語大辞典』 前田勇/編 講談社 2003年 【R 813.6】 P270
- 『鎌倉の民俗』 大藤ゆき/著 かまくら春秋社 1977年 【382.1】 えびあみ P139
- キーワード
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- 鎌倉えび
- 伊勢えび
- 海老
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000221688