レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年6月20日
- 登録日時
- 2014/06/20 15:14
- 更新日時
- 2014/08/19 13:27
- 管理番号
- 中央-1-00760
- 質問
-
未解決
子取り魔について
「妖怪お化け雑学事典」千葉幹夫著 講談社
p40 に京都の妖怪ということで出ていたが別文献による裏付けが欲しい。
- 回答
-
子取り魔が載っている資料は見つからず。
人の子をさらうお化けをさす「子取りぞ」「子取り」「コトリボウズ」が載っている資料はあり。
「全国妖怪事典」 千葉 幹夫/編 小学館
p172 コトリゾ(子取りぞ)
「柳田國男全集 20 」 柳田 国男/著 筑摩書房
p262-263 ”島根県その他ではこれをコトリゾと謂って居た。”
「妖怪事典」 村上 健司/編著 毎日新聞社
p162 コトリゾ(島根)、コトリボウズ(愛媛)
「柳田國男全集 3」 柳田 国男/著 筑摩書房
p502 ”隠し婆は古くは子取尼などとも謂って、実際京都の町にもあったことが「圀大暦」の文和二年3月二十六日の条に出て居る。”
コメントをいただいたので追記(2014.8.19):
『園太暦』太洋社 1940年10月
文和二年(1353年)三月二十六日の条に“二十六日、天晴、伝聞、武家検断土岐頼泰(康)舎弟長山某召捕人殺尼、渡大路自一条町至六条渡之、捕人児殺之、及数十人云々者、”とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380)
- 伝説.民話[昔話] (388)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000154758