レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年7月20日
- 登録日時
- 2021/08/16 11:29
- 更新日時
- 2022/03/24 10:47
- 管理番号
- 武蔵浦和ー1-00130
- 質問
-
解決
スライムの材料と、主な材料の性質(この原料を入れると固くなる等)がわかる本はあるか。
- 回答
-
回答プロセス中の〇のついた本を提示し、次の2冊を貸し出した。
『怪しい科学者の実験ガイド』ジョーイ・グリーン/著 早川書房 2003
『理科おもしろ実験・ものづくり完全マニュアル』左巻健男/著 東京書籍 1993
- 回答プロセス
-
・レファレンス協同データベースでスライム関連の事例を探す
→「保冷剤の中身は何が入っているか知りたい。
(家庭でもよくつかわれているゼリー状の素材で出来ているもの)
また保冷剤に入ってる成分の働きを知りたい。(秋田県立図書館(秋田-1467))
×K750『ものづくりハンドブック 2』「たのしい授業」編集委員会/編 仮説社 1990
p.22 紹介 たのしくできるスライムづくり があるが、授業をした感想などが
メインなので、他の本で足りる。
×K750『ものづくりハンドブック 6』「たのしい授業」編集委員会/編 仮説社 2003
p.14 光る/冷たい/ふくらむ/スライム があるが、授業をした感想などが
メインで、なぜできるのかということはあまり書いていない。
他の本で足りる。
・主題検索“スライム”で、武蔵浦和在庫のものを見る。
〇K407『小学生の自由研究 1・2年生』成美堂出版編集部/編 成美堂出版 2008
p.26~29 スライムをつくろう
p.27 せんたくのり(ポリビニルアルコール〈PVA〉が入ったもの)とホウ砂で作る方法
p.28 さてつをスライムに混ぜる方法
p.51 せんたくのりとホウ砂についての説明あり。
〇K407『キッチンとお風呂でできる!小学生のおもしろ化学実験』甲谷保和/著 実業之日本社 2010
p.40~41 光るスライムをつくろう
洗濯のり(PVA(ポリビニルアルコール)が入っているもの)、
ほう砂 が準備するものにあり。
p.41 なぜだろう?
“洗濯のりにふくまれるPVAがほう砂とむすびつくと、
物質をつくる分子どうしが立体的にくっつき合った「高分子」と
いう状態になって、たくさんの水分をとじこめます。
このような固体と液体の中間のような物体がスライムです”とあり。
〇K407『現役東大生による頭がよくなる実験・工作 小学生向け』小幡哲士ほか/著 エネルギーフォーラム 2015
p.90~ 目指せ!スライムマスター
p.98 解説
“スライムは、洗濯のりの成分PVA(ポリビニルアルコール)と、
ホウ砂との化学反応によってできます。
液体であるPVAは、もともと「ポリマー」というものの一種で、
バラバラな鎖のような細長い形をしており、ホウ砂は、
その鎖同士をつないで立体的な網のようなこうぞうにします。
すると、鎖が自由に動けなくなっていき、かたい固体に近づきます。”とあり。
・書名&NDC検索→武蔵浦和の在庫数ゼロ→他館から取り寄せ
〇407『手づくりスライムと9の実験』左巻健男/著 汐文社 1996
p.4~ せんたくのりで手づくりスライム
p.11 せんたくのりと手づくりスライムのひ・み・つ
“手づくりスライムでは、せんたくのりに入っている細長いひものようなもの
(ポリビニルアルコール分子)の間にほう砂が入ってあみ目をつくっています。”とあり。
◎K407『手づくりスライムの実験』山本進一/著 さ・え・ら書房 1996
タイトルどおり1冊丸ごとスライムに関する記述となっている。
〇B407『怪しい科学者の実験ガイド』ジョーイ・グリーン/著 早川書房 2003
p.88~95 スライムを作ろう!
p.90に、どうしてスライムのような状態ができるのか5行ほど説明あり。
〇375.42『理科おもしろ実験・ものづくり完全マニュアル』左巻健男/著 東京書籍 1993
- 事前調査事項
-
インターネットで調べたが、よくわからなかったとのこと。
- NDC
-
- 研究法.指導法.科学教育 (407 10版)
- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- スライム
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000303242