レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2022/01/20 16:27
- 更新日時
- 2022/03/20 17:50
- 管理番号
- 2021-事例02
- 質問
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解決
アレクサンダー・フレミング、エルンスト・チェーン、
ハワード・フローリーの3人について書いてある本を知りたい。
- 回答
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個々の経歴、業績については『ノーベル賞受賞者業績事典』、『科学者人名事典』で確認できる。ペニシリンを発見したフレミングについて書かれた資料は多いが、他2人について記述のある資料は少ない。その中でも『奇跡の薬』は3人について詳しい。『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見』、『偶然の科学誌』は、10~20ページ程度の記述だが、コンパクトにまとめられている。
- 回答プロセス
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オンラインデータベースのジャパンナレッジで各人を検索したところ、3人ともヒットした。
アレクサンダー・フレミング…イギリスの細菌学者。ぶどう球菌の培養皿に生えたアオ
カビからペニシリンを発見し、1945年ノーベル生理学
医学賞を受賞した。
エルンスト・チェーン…イギリスの生化学者。抗生物質を研究、ペニシリンの療法を確立
した。1945年フレミング、フローリーとともにノーベル生理学医
学賞を受賞した。
ハワード・フローリー…イギリスの病理学者。ペニシリンの有効性を確認し、その精製と
量産化に貢献した。1945年ノーベル生理学医学賞を受賞した。
ペニシリンの発見、精製等の功績から、1945年ノーベル生理学医学賞を受賞したことが分かったので、『ノーベル賞受賞者業績事典』をあたるとともに、ペニシリンについて書かれた資料を検索した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝記 (280)
- 参考図書[レファレンスブック] (403)
- 基礎医学 (491)
- 参考資料
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- 『ノーベル賞受賞者業績事典 全部門855人』 ノーベル賞人名事典編集委員会/編 日外アソシエーツ 2013年
- 『科学者人名事典』 John Daintith/[ほか原編],科学者人名事典編集委員会/編 丸善 1997年
- 『奇跡の薬 ペニシリンとフレミング神話』 グウィン・マクファーレン/著 北村 二朗/訳 平凡社 1990年
- 『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見 医学おもしろ物語25話』 百島 祐貴/著 平凡社 2010年
- 『偶然の科学誌』 井山 弘幸/著 大修館書店 1995年
- 「ジャパンナレッジ」 (総合辞典・事典データベース)
- キーワード
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- アレクサンダー・フレミング
- エルンスト・チェーン
- ハワード・フローリー
- ノーベル賞
- ペニシリン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000310973