レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年02月14日
- 登録日時
- 2023/02/15 11:37
- 更新日時
- 2023/04/13 13:09
- 管理番号
- 3853
- 質問
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解決
伊丹市の自衛隊について歴史を調べている。資料はありませんか?
- 回答
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『伊丹市史 第3巻』伊丹市史編纂専門委員会/編集 伊丹市(1972)
『いたみティ Vol.37』伊丹経済交友会(1998)
『いたみティ Vol.54』伊丹経済交友会(2003)
を提供した。
- 回答プロセス
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『伊丹市史第7巻』の索引より自衛隊で引くと自衛隊、伊丹駐とん地ともに『伊丹市史第3巻』に記載されていることがわかった。
「軍事教練も強化され、とくに航空思想の普及のために中等学校第三学年以上の生徒にグライダー訓練が行われた。昭和16年(1941年)4月に伊丹中学報国団滑翔班がつくられ、字北村にあるピアノ工場アカシア製作所はグライダー製作に転じていた。学校報国団は、このような軍事的修練や勤労作業を効果的に実践するために、文部省の指導によって各学校に組織された団体である。」と記載(p535-536)。このことから、伊丹に自衛隊ができる以前に伊丹中学報国団滑翔班がつくられ、軍事的訓練等を行っていたことがわかる。さらに同書【第六章 第四部の警察予備隊から自衛隊へ】では、第三管区総監部が伊丹に開設されるまでの経緯が記載されている(p713-721)。
『いたみティ Vol.37』「いたみ今昔 42年前(昭和31年)のわが町 陸上自衛隊中部方面総監部かいわい」
『いたみティ Vol.54』「伊丹のちょっと昔物語、伊丹の地は戦国時代も今も要害」
上記にも伊丹市の自衛隊設置秘話等が記されており併せて提供した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 伊丹市-歴史
- 自衛隊
- 伊丹駐とん地
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 自衛隊職員 団体 社会人
- 登録番号
- 1000328998