レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年02月08日
- 登録日時
- 2023/02/08 18:38
- 更新日時
- 2023/07/26 17:19
- 管理番号
- 姫路-243
- 質問
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解決
赤穂浪士の討ち入りと桜田門外の変と二・二六事件について、ドラマや映画では事件の日に雪が降っているイメージだが、本当に降ったのか。
- 回答
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赤穂浪士の討ち入りは前日に雪、桜田門外の変と二・二六事件の日は大雪であった。
・『赤穂浪士と吉良邸討ち入り』谷口眞子著 吉川弘文館(p73) によると、赤穂浪士が吉良邸に向かう道は「前日に降った雪に暁の霜が凍って足下もよく」という状態だったとある。この記述の元になった小野寺十内の書状は、『忠臣蔵』第1巻 赤穂市総務部市史編さん室編 (p194)に収録されている。また同書(p190)には、堀部弥兵衛の「雪晴れて思いを遂る朝哉」の句も紹介されている。
・『気候で読み解く人物列伝』田安康著 日本経済新聞出版 (p202~238) 江戸東京三大大雪事件の表や桜田門外の日の雪についての記載あり
・『桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう』松嶋憲昭著 メディアファクトリー (p127~149)ニ・二六の雪について記載あり
・『イラストでわかる天気のしくみ』饒村曜著 新生出版社 (p52~53)桜田門外の変と二・二六事件の日の雪について記載あり
- 回答プロセス
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・館内OPACの一般件名「気象」「気候」「歴史」等の組み合わせで検索
・インターネットでこの問題について言及している専門家を探し、その著書を検索
- 事前調査事項
- NDC
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- 気象学 (451)
- 日本史 (210)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000328728