レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/04/30
- 登録日時
- 2017/09/30 00:30
- 更新日時
- 2017/10/03 09:46
- 管理番号
- 所沢本-2017-016
- 質問
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解決
冬至の日に食べる食事について、どんなものを食べるか、なぜ食べることになったのか、その作り方を知りたい。、
- 回答
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冬至に食べる食事、なぜ食べることになったのかについては以下の資料に記述があります。
〇『にほんの食ごよみ』 橋本加名子/著 アスキー 2007年
〇『くらしの歳時記』 古川朋子/監修 主婦の友社 2010年
〇『日本のしきたりがわかる本』 新谷尚紀/監修 主婦と生活社 2008年
〇『日本を楽しむ年中行事』 三越/著 かんき出版 2004年
上記資料のうち、以下の資料に「かぼちゃのいとこ煮」の作り方について記述があります。
〇『にほんの食ごよみ』 橋本加名子/著 アスキー 2007年
〇『日本のしきたりがわかる本』 新谷尚紀/監修 主婦と生活社 2008年
- 回答プロセス
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所蔵資料の内容を確認
〇『にほんの食ごよみ』 橋本加名子/著 アスキー 2007年
P124~125「冬至に南瓜を食べると病気にならない」「冬至の南瓜は、小豆といっしょに煮る「いとこ煮」が定番です。」と記述あり。作り方の記載あり。
〇『くらしの歳時記』 古川朋子/監修 主婦の友社 2010年
P183「冬至がゆ 古来から邪気払いによく用いられる食材です。小豆の赤は魔よけの色で、太陽を意味するともいわれます。」、「こんにゃく 「砂ばらい」(「砂おろし」とも)といって体にたまった毒素を外に押し出すものとされていました。1年間にたまった「煩悩という砂」を洗い流すという考えから、当時の行事食に。」「いとこ煮 かぼちゃは冬至に食べると中風の予防になるといわれたそう。」と記述あり。作り方の記載はなし。
〇『日本のしきたりがわかる本』 新谷尚紀/監修 主婦と生活社 2008年
P74「冬至は、日の光が最も弱まる時期であり、生命力の再生と回復を祈る風習があるとされています。この日には、かぼちゃや小豆がゆ、こんにゃく、餅など、特定のものを食べる習慣が全国各地に残されています。(中略)「冬至唐茄子」とか「冬至かぼちゃ」と呼ばれ、食べると中風や風邪にかからないという言い伝えがあります。」と記述あり。かぼちゃのいとこ煮の作り方の掲載あり。
〇『日本を楽しむ年中行事』 三越/著 かんき出版 2004年
P159~160「柚子湯に入る、小豆粥や南瓜を食べるなどは、いずれも無病息災を願う習慣です。」「小豆は、その赤い色が邪気を祓う色であることから、邪気祓いに用いられる食材」「「南瓜」を食べる理由は諸説ありますが、栄養価の高い南瓜を食べて野菜の少ない冬場の栄養を補ったと考えられます。」と記述あり。作り方の記載なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 食品.料理 (596 9版)
- 参考資料
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- にほんの食ごよみ 橋本加名子/著 アスキー 2007.12 596.21 978-4-7561-5068-4
- くらしの歳時記 古川朋子/監修 主婦の友社 2010.1 978-4-07-270018-1
- 日本のしきたりがわかる本 新谷尚紀/監修 主婦と生活社 2008.2 978-4-391-13526-8
- 日本を楽しむ年中行事 三越/著 かんき出版 2004.10 4-7612-6207-9
- キーワード
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- 冬至
- 南瓜
- 小豆
- こんにゃく
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000222559