レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20220611
- 登録日時
- 2023/01/12 00:30
- 更新日時
- 2023/04/05 17:58
- 管理番号
- 0401004427
- 質問
-
解決
『継体天皇の時代』によると、古代の天皇の棺には阿蘇ピンク石が使われていて、(熊本県の)宇土から船で運んでいたらしい。
何か関連する資料はないか。
- 回答
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参考資料を紹介した。
- 回答プロセス
-
「阿蘇ピンク石」で自館検索しヒットした資料を調査。
次にGoogleブックス、国立国会図書館サーチでも同様に検索し、ヒットした資料の所蔵を確認。
『月刊文化財』548号に「熊本県 大王墓石棺の工房-馬門石石切場跡の調査」が掲載されていると判明。
「阿蘇ピンク石」は「馬門石(まかどいし)」とも呼ばれていることが判明したため「馬門石」で再度自館検索し、ヒットした資料を調査。
さらにCiNiiやインターネットでも同様に調査。
『大分地質学会誌』13号に「大王の石棺と馬門石」という論文が掲載されていることを確認。
また、宇土市デジタルミュージアムHPで「大王のひつぎ実験航海事業」「古代船団」等の記載を発見。
「古代船」で自館検索し更にヒットした資料を調査。
該当する資料を紹介した。
【宇土市デジタルミュージアム】
https://www.city.uto.lg.jp/museum/article/view/18/86.html(2023.1.21最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 10版)
- 地形学 (454 10版)
- 航海.航海学 (557 10版)
- 参考資料
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- 継体天皇の時代,高槻市教育委員会/編,吉川弘文館,2008.7 (最初に所蔵をお尋ねの資料|0118462332|/210.3/タ/)
- 大王の棺を運ぶ実験航海,石棺文化研究会/編集,石棺文化研究会,2007.10 (「阿蘇ピンク石」でヒット|0119388502|C/200.2/セ/)
- 継体天皇と朝鮮半島の謎,水谷 千秋/著,文藝春秋,2013.7 (「阿蘇ピンク石」でヒット|0141344176|/210.3/ミ/)
- シラス学,横山 勝三/著,古今書院,2003.10 (「阿蘇ピンク石」でヒット|0118247642|/454.9/ヨ/)
- 大王のひつぎ海をゆく,読売新聞西部本社/編,海鳥社,2006.6 (「古代船」でヒット|0119151116|/557/ヨ/)
- 月刊文化財 2009年5月,第一法規出版,1963 (p.26 「大王墓石棺の工房」馬門石石切場跡の調査|0122185044|///)
- 八代海周辺の装飾古墳―発生と展開―,熊本県教育委員会/編集,熊本県教育委員会,2020.3 (0140940503|D/709.2/キ/337)
- 1000キロの海を渡った「大王の棺」,澤宮 優/著,現代書館,2008.4 (「古代船」でヒット|0118454388|/210.3/サ/)
- キーワード
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- 阿蘇ピンク石
- 継体天皇
- 馬門石
- まかどいし
- 古代船
- 天皇の棺
- 宇土
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000327014