レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/11/22
- 登録日時
- 2012/12/27 10:18
- 更新日時
- 2013/01/11 09:17
- 管理番号
- 20121126-1
- 質問
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未解決
漢詩「白山を望む(望白山)」と作者の江川淡斎に関する資料が見たい。石川県ではよく詩吟でうたわれている。
- 回答
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漢詩は、石川県能美郡役所編『石川県能美郡誌』大和学芸図書 1981(K225/21)p39に載っている。
淡斉 江川良知
遥望南峰萬象秋、雲間独歩百川流、幾千生命繋恩恵、終古暟々冠北州
江川淡斉(良知)については、『角川日本姓氏歴史人物大辞典 17』角川書店 1998(K288/1001)p222に「江川伝右衛門一之の子準平良知(五人扶持)」との記述があるが、同一人物かどうか不明。
- 回答プロセス
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質問者は先に金沢大学附属図書館へ調査を依頼しており、当館が所蔵している次の資料を閲覧された。
安井顕比著『青軒遺稿』岡田良顕 1926(K990/49)
日尾清著『青楓一葉 1-5』1917(W919.6/61/1-5)
「金沢大学国語国文」2012.3
これらに「望白山」という漢詩が含まれているが、お探しのものとは違っていた。
質問者によると、「望白山」には生物多様性が詠われており、作者は生物学や地学の素養があり、旧四高の先生ではないか、とのことだった。
要望により、北村勝三著『観光餘影』観文堂 1885(K099.9/3)もお見せしたが、やはり載っていなかった。
玉井敬泉著『白山の歴史と伝説』玉井敬泉 1958(K224/2)の「文学篇」に漢詩も載っていたが、「望白山」はなかった。
Googleで「"白山を望む" "詩吟"」を検索すると、石川県吟剣詩舞道総連盟の記事等がヒットする。
- 事前調査事項
- NDC
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- 漢詩文.日本漢文学 (919 9版)
- 参考資料
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Google
http://www.google.co.jp/(最終確認日:2012/12/27)
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Google
- キーワード
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- 望白山
- 江川淡斉(良知)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000117517