レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年08月02日
- 登録日時
- 2011/09/09 10:36
- 更新日時
- 2011/09/25 12:06
- 管理番号
- 福井県図-20110802
- 質問
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解決
丹厳洞(福井県福井市)にある「やはずのしょうず(矢筈の清水)」は、区画整理前は別の場所にあったらしいがどこか。以前あった場所が載っていそうな古い地図はないか。
- 回答
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『角川日本地名大辞典 18』 福井県などによれば、足羽山北西麓の弓筈神社にあったらしい。
- 回答プロセス
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1.始めは、加茂河原あたりの古い地図を見たいとのことだったので、当館所蔵の昭和前期などの地図を見るが、加茂河原辺りの地図は限られ、清水の場所を示すような地図はなし。
2.矢筈の清水の以前の位置が載っている資料がないか改めて調べる。自館OPACを「矢筈の清水」で検索。またH221をブラウジング。
→『足羽の昔ものがたり集』足羽熟年友の会/編 p259~260に「矢筈の清水」と題して、記述あり。「大正中ごろまで旧跡として、加茂河原一丁目にあり僅かながら水がたまり、そこに石碑も建てられていました。しかし、心ない人にその溜池も埋められて今はその跡かたもありません。石碑は現在丹厳洞の庭に移されています。」
3.『角川日本地名大辞典 18』福井県で「矢筈の清水」を調べる。
P1148に「矢筈の清水」で立項。
「福井市足羽5丁目、足羽山北西麓の弓筈神社にあったという清水。同社は足羽山上に鎮座する足羽神社の摂社であり、」と記述あり。
3.弓筈神社を調べる。H17の神社誌などを見るがなし。
4.自館OPACで「弓筈」で検索
→『福井県の伝説』 河合千秋/編 p89に「弓筈清水」、P90に「弓筈神社」で立項。
- 事前調査事項
- NDC
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- 北陸地方 (214 8版)
- 日本 (291 8版)
- 伝説.民話[昔話] (388 8版)
- 参考資料
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- 『足羽の昔ものがたり集』足羽熟年友の会/編 (H221/A6/1)
- 『角川日本地名大辞典 18』 角川書店 1989.11 (H290/N12/1)
- 『福井県の伝説』 河合千秋/編 1973.6 (H388/S4/2 )
- キーワード
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- 矢筈の清水(やはずのしょうず)
- 弓筈の清水(やはずのしょうず)
- 丹厳洞(たんがんどう)
- 加茂河原(かもがわら)
- 弓筈神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000090930