レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/09/12 13:44
- 更新日時
- 2010/09/30 15:55
- 管理番号
- 岩手-0042
- 質問
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解決
1日が24時間で、1年が365日なのはなぜか知りたい(小学校高学年の質問)。
- 回答
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地球は太陽に向かって1日かけてくるりと1回転(自転)し、
太陽の周りを1年かけて1周(公転)している。
時間はこうした地球の動きを基準に定められた。
○1日が24時間
地球が自転するのに24時間かかる。
1582年に「グレゴリオ暦」が完成し、この時、年、月、日、時間という単位が使われ、
1日を24時間、1時間を60分とすることなどが決められた。
○1年が365日
地球が公転するのに大体365日かかる。
公転は実際は365日ぴったりではなく少し多く、4年分たまると約1日分になる。
そこで4年に1回、1日だけ増やして366日にして調整し、これを「うるう年」とよぶ。
1年を約365日と決めたのは、紀元前46年頃のエジプトの天文学者で、
その時すでに「うるう年」という考え方も存在していた。
参考資料1『楽しく遊ぶ学ぶかず・かたちの図鑑』
p.146-147 じかんのながさとしぜん
p.156-157 じかんしらべ
参考資料2『数え方と単位の本 1 暮らしと生活』
p.28-29 昔の呼び方を学んでみよう 時刻と暦の表し方
参考資料3『数え方と単位の本 4 自然と植物』
p.6-7 スケールの大きい 宇宙にあるものの考え方
参考資料4『観察でわかる地学』
p.57 一日の定義
参考資料5『1秒の長さは、だれがきめたの?』
p.24-25 グレゴリオ暦の説明
- 回答プロセス
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1 4分類の事典類(児童書)で、時間の定義を確認。
2 単位(NDC:815)の児童書で、時刻や暦の数え方を確認。
3 暦(NDC:449)、地学(NDC:450)の児童書をブラウジング。
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449 9版)
- 地球科学.地学 (450 9版)
- 文法.語法 (815 9版)
- 参考資料
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- 1『楽しく遊ぶ学ぶかず・かたちの図鑑』 黒沢 俊二/監修 小学館 2008
- 2『数え方と単位の本 1 暮らしと生活』 飯田 朝子/監修 学研 2006
- 3『数え方と単位の本 4 自然と植物』 飯田 朝子/監修 学研 2006
- 4『観察でわかる地学 中学理科を完全マスター 連続写真でビジュアル解説』 福地 孝宏/著 誠文堂新光社 2007
- 5『1秒の長さは、だれがきめたの?』 清水 徳子/著 アリス館 2002
- キーワード
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- 時間
- 単位
- 暦
- 地学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 夏休み定番事例
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000071212