レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/02/06
- 登録日時
- 2018/03/24 00:30
- 更新日時
- 2018/03/24 00:30
- 管理番号
- 6001029842
- 質問
-
解決
「鎮守の森」についてて書かれた本を知りたい。
- 回答
-
<図書>
・『神さま お宮 鎮守の森:神社のすべてがわかる123のポイント』(小野迪夫/著 中外日報社 1984.10)
p.20 「大自然の恩恵の源に神がまつられる理由 ●鎮守の森●」によれば、森とは、「われわれに対する大自然の恩恵の源である。たえまなく大気を浄化し、地中ふかく水をたくわえて、地上をうるおしつづけている。そして、氏子区域の守護神は、この森に氏神として祭られる。」すなわちこの森が、「鎮守の森」であると説明しています。
p.28 「古く、モリは社と同義である。」との記述があります。
・『神道の謎を解く本』(岡田精司/ほか著 洋泉社 1999.4)
p.169 藤原一繪「【神社と森林】鎮守の森は、今どうなっているか?」
「古代、「神社」や「社」の文字は「モリ」と読まれたが、単に樹木のおい茂った地域を指すのではなく神の座す地域、区域を示していた。」とあります。
年々減少している「鎮守の森」について記述されています。また、日本列島に存在する「鎮守の森」も含めた社寺林における調査についての説明もあります。
・『鎮守の森』(宮脇昭/著 新潮社 2000.4)
資料編p.158-159に「全国「鎮守の森」30選」が掲載されています。
・『身近な森の歩き方:鎮守の森探訪ガイド』(上田正昭/監修 文英堂 2003.5)
社叢学会(「鎮守の森」を始めとする社寺林などについて学際的に研究するNPO法人)の企画・編集した本です。
・『探究「鎮守の森」:社叢学への招待』(上田正昭/編 平凡社 2004.11)
p.250-252 「鎮守の森」に関連した文献リストがあります。
・『鎮守の森』(上田篤/編著 鹿島出版会 2007.5)
上記図書と同様社叢学会のメンバーによる図書で、「鎮守の森」の現代的意義を踏まえて執筆された本です。
・『森と神と日本人』(上田正昭/著 藤原書店 2013.8)
p.11-23 森と日本人:自然と人間の共生の場・「鎮守の森」の再生
p.84-94 「鎮守の森」と日本の文化
[事例作成日:2018年2月6日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 神道 (170 8版)
- 日本史 (210 8版)
- 林業経済.行政.経営 (651 8版)
- 参考資料
-
- 日本国語大辞典 第9巻 第2版 小学館国語辞典編集部∥編集 小学館 2001.9 (178)
- 世界大百科事典 18 改訂新版 平凡社 2007.9 (490)
- 神さま お宮 鎮守の森 小野/迪夫∥著 中外日報社 1984.10 (20、28)
- 神道の謎を解く本 岡田/精司∥ほか著 洋泉社 1999.4 (169)
- 鎮守の森 宮脇/昭∥著 新潮社 2000.4 (158-159)
- 身近な森の歩き方 上田/正昭∥監修 文英堂 2003.5
- 探究「鎮守の森」 上田/正昭∥編 平凡社 2004.11 (250-252)
- 鎮守の森 上田/篤∥編著 鹿島出版会 2007.5
- 森と神と日本人 上田/正昭∥著 藤原書店 2013.8 (11-23、84-94)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000233063