レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/07/01
- 登録日時
- 2022/08/28 00:30
- 更新日時
- 2022/08/28 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-220083
- 質問
-
解決
(1)徳陽相互銀行の本店の場所,発足年月日を知りたい。
(2)徳陽相互銀行の本店はいつからその場所(現在の宮城県歯科医師会館の場所)にあったのか。また,現存する建物はいつからあったのか。
- 回答
-
下記の資料を紹介した。※【 】内は当館請求記号
(1)資料1 徳陽相互銀行年史編纂室編『徳陽相互銀行三十年史』徳陽相互銀行, 1972【K338/ト1】
pp.101-103「第3節 相互銀行への転換と徳陽相互銀行の発足」-「2.徳陽相互銀行の発足」の項
「昭和26年8月21日 相互銀行の営業免許内認可申請書」内に「仙台市国分町172番地」の記載あり。
p.598「年表/昭和26年(1951)」の項
発足年月日について,「昭和26年10月20日」の記載あり。
p.387「営業店略史」-「本店営業部/店歴」の項
本店住所について,「仙台市国分町172番地」の記載あり。
(2)資料1 徳陽相互銀行年史編纂室編『徳陽相互銀行三十年史』徳陽相互銀行, 1972【K338/ト1】
p.387「営業店略史」-「本店営業部/店歴」の項
「昭和17.4.1 設置(中略) 昭和45.2.1 所在地の表示変更 仙台市国分町一丁目5番1号」
pp.593-597「年表」の項
p.593「昭和17年(1942)4.1 三徳無尽株式会社設立登記(中略)本店 仙台市国分町172,173番地」
p.597「昭和23年(1948) 10.31 本店社屋落成(木造二階建スレート葺,建坪200坪)
徳陽相互銀行の前身である三徳無尽株式会社の時代に登記を行い,建物自体は昭和23年に落成したことがわかる。
- 回答プロセス
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下記資料も参考にした。
資料2 宮城県歯科医師会百年史編集委員会編『宮城県歯科医師会百年史』宮城県歯科医師会, 2006【K497/2006.X/タ】
「宮歯会の歴史」-「[昭和戦後]1951(昭和26年)」の項
p.52「宮城県歯科医師会の動き (中略)総会において待望の会館建設を議決し,建設の第一歩が踏み出された。」
「宮歯会の歴史」-「2000(平成12年)」の項
p.91「3月4日 旧徳陽シティ銀行本店を新宮城県歯科医師会館として設備し,関係諸団体及び諸建設の設置に伴う宮歯定款・諸規則の改廃・制定を行うであるが,可決承認された。」
p.92「4月22日 新宮歯会館落成記念式典が開催された。」
徳陽相互銀行は1997年(平成9年)11月26日に経営破綻し,かつて銀行本店があった場所に,宮城県歯科医師会館を設置。
- 事前調査事項
- NDC
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- 金融.銀行.信託 (338 9版)
- 参考資料
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- 徳陽相互銀行年史編纂室/編. 徳陽相互銀行三十年史. 徳陽相互銀行, 1972【K338/ト1】:
- 宮城県歯科医師会百年史編集委員会/編. 宮城県歯科医師会百年史. 宮城県歯科医師会, 2006.10【K497/2006.X/タ】:
- 仙台新報社/編. 仙台塩釜精密案内地誌 1955年版. 仙台新報社, 1954【K292/セ2/30タ】:仙1-8
- ゼンリン/[編]. 仙台市. ゼンリン, 199-.0【K292.5/199-.0】:69-70
- キーワード
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- 徳陽シティ銀行
- 第二地方銀行
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320362