レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年09月23日
- 登録日時
- 2020/12/19 14:28
- 更新日時
- 2020/12/20 15:42
- 管理番号
- 0000110875
- 質問
-
解決
萩藩および毛利氏の便覧的な資料である『もりのしげり』の「旧長藩職役一覧表」に、「札座悩借方」(「札座悩借」の部分に「フダザナヤミカリ」と読みがなあり)という役職が載っている。これについて、次の2点が知りたい。(研究論文があるとよい。) 1.どういう役職か 2.「フダザ」との読みがあるが、「サツザ」ではないか。
- 回答
-
不明。
後日追記
下記資料1に、萩藩の職制について記述がある。「悩借方」として、「悩みとは斡旋の意味である。諸士の給録を担保とし、藩政府から借用した米銀の返納、あるいはその延期を周旋する役であって、御手廻組の士をこれに任じた」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
事前調査事項
「札座悩借方」は、『もりのしげり」(時山弥八 著,マツノ書店,2015)p298にあり。
『防長歴史用語辞典』(石川卓美 編,マツノ書店,1986)の「ふ」「さ」の項に「札座」なし。
『近世防長古文書用語辞典』(石川敦彦 編,石川英子,2017)は「札座(さつざ)」の項があり、簡単な解説のみ。「享保16年(1731年)札座を設け、藩札と米との交換、正金銀との交換、大坂為替銀、大阪登せ銀等を扱わせた。萩、浜崎の豪商一〇人を札座に任命した。」
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
-
-
1.山口県/[編] , 山口県. 山口県文化史 通史篇. マツノ書店, 1977.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I020555781-00 (p473)
-
1.山口県/[編] , 山口県. 山口県文化史 通史篇. マツノ書店, 1977.
- キーワード
-
- 山口県--辞典
- 古文書--辞典
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000291015