レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20130802
- 登録日時
- 2017/06/11 00:30
- 更新日時
- 2017/06/11 00:30
- 管理番号
- 0400001590
- 質問
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解決
「新潟」の地名の由来について知りたい。
- 回答
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調査概略記載資料(1)~(7)を提供。
- 回答プロセス
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国立国会図書館レファレンス協同データベースの事例を確認。(管理番号1000084650)
併せてその他にも資料を探すため,郷土書架の日本十進分類法291周辺をブラウジング。
(1)『越佐の地名 第9号』(新潟県地名研究会/編 新潟県地名研究会 2009)p59「「新潟」という潟は存在したか」(星名忠直/著)
「新片」は沼垂側から見ると後発の町であった。信濃川の向う岸,即ち川の片側にできた新しい町で~中略~沼垂を凌ぎ発展し,表記を『新潟』に変えたものと思う。故に新潟という潟は昔も今も存在していないのである。
(2)『郷土資料事典観光と旅:改訂新版』(人文社観光と旅編集部/編集 昭和礼文社 1984)p16「新潟市」
砂丘の間に大小の潟が散在する新しい土地の意から,新潟の地名が生まれたのだという。
(3)『日本地名大事典 下巻』(吉田茂樹 新人物往来社 2005)p127「新潟」
河川の氾濫によって,新しい潟の生じた所を,「新潟」と呼んだのであろう。
(4)『日本地名ルーツ辞典』(創拓社 1992)p286「新潟」
河口の中州の間に新しい内湾,すなわち新しい潟が形成されたことにちなむという。
(5)『越佐地名考』(藤井尚治 新潟時事新聞社 1931)p349
新潟の称は~中略~江湾状の入江が出来たのを称して,云ったものだろうという推定が一番有力だと思う。
(6)『大日本地名辞書 第5巻』(吉田東伍 富山房 1976)p299~303「新潟」
按ずるに,新潟は其名義の如く潟の湾岸なる狭地名より起りし如し。
(7)『NHK ふるさとデータブック東日本編4〔北陸・甲信越〕』(日本放送出版協会 1992)p18「新潟市」の項目の中に「市区町村名のいわれ」の項目あり(2行のみ)
新潟という地名の初見は,永禄11年(1568年)であるが,地名のいわれは不明である。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 郷土資料事典観光と旅 新潟県 日本地名大事典 下 日本地名ルーツ辞典 越佐地名考 大日本地名辞書 第5巻 NHKふるさとデータブック 4 越佐の地名 第9号
- キーワード
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- 新潟
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000217169