レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年08月16日
- 登録日時
- 2023/07/17 17:30
- 更新日時
- 2023/07/17 17:30
- 管理番号
- 0000002496
- 質問
-
解決
除籍謄本に記載されている「坂井郡金沢十日町」(年号は明治16年)が、現在の住所ではどの辺りか知りたい。
- 回答
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おそらく地名は「金沢」ではなく「金津十日町」と思われます。
・ 日本歴史地名大系 第18巻. 平凡社, 1981.9【H290/H23/1C】:p159~162
「北金津町」の項に「江戸時代後期には水口町・十日町・八日町(以下略)に分かれていた」とあります。
また「金津宿」の項にも「宿所は北金津の八日町を中心に建並び(略)宿には六日町・八日町・十日町など定期市に由来する町名が多く(以下略)とあります。
・「角川日本地名大辞典」編纂委員会∥編. 角川日本地名大辞典 18. 角川書店, 1989.11【H290/N12/1A】:p338、801
「北金津町」の項目に同様の記載があり、「十日〈金津町〉」の項目には「十日町 江戸期~明治22年の町名」とあります。
明治時代の番地と現代の番地との厳密な対応関係を把握できる資料は公刊されていません。
あわら市役所でおたずねになるしか方法はないと思われます。
ただし、大まかな場所であれば以下の資料のNo.8の地図からわかります。
・福井県∥編. 福井県史 資料編16下. 福井県, 1992.3【214.4】:No.8;
大字北金津のうち竹田川の右岸沿いに「十日町」のエリアがあります。
これを現代の住宅地図と照合すると、おおよそ「あわら市春宮2丁目~3丁目」に該当します
・刊広社∥編. 坂井市・あわら市住宅明細図 地籍版 [令和4年]. 刊広社, 2022.5【H292/K6/9-22-2A】:p417~418;
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336038