レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/04/05
- 登録日時
- 2022/11/22 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22040514136692
- 質問
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どうして月は常に表側だけ地球に向いているのか?(同じ面しか見えないのか?)
- 回答
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資料①『月の地形ウオッチングガイド』のコラム「月の裏側」には、「月は自転周期と公転周期が一致しているために、地球から見ていつも同じ面を向けているのです。」とある。
資料②『月のきほん』にも、自転周期と公転周期が同じ27.3日であることが紹介されており、月が自転していない場合と、自転している実際の状態を図説で比較している。
資料③『月の謎と不思議がわかる本』では、月の自転軸が傾いていること、月の公転軌道が完全な円でないことから、地球から月がゆっくりとぶれて動いているように見える(月の秤動(ひょうどう))が起こるとある。
また、資料④『月 写真集』では月の秤動に加えて、地球の北極と南極から月を見ると、月を斜め上からと斜め下から見ることになるため「地球からは月の全表面の約59.4%を見ることができるのである。」と説明がある。
資料⑤『地球大図鑑』には、月の公転周期と自転周期が一致している理由として、月が少しのびた形をしているので、長い方を地球に向けている状態が安定するため、とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 月 (446 9版)
- 参考資料
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資料① 白尾元理『月の地形ウオッチングガイド』 誠文堂新光社,2009,159p.参照はp.139.
資料② 白尾元理『月のきほん』 誠文堂新光社,2017,159p.参照はp.40-41.
資料③ 宇宙科学研究倶楽部『月の謎と不思議がわかる本』 学研パブリッシング,2010,263p.参照はp.31-32.
資料④ 小尾信弥『月 写真集』 朝倉書店,2004,211p.参照はp.14-21.
資料⑤ 『地球大図鑑』 ニュートンプレス,2021,205p.参照はp.68.
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資料① 白尾元理『月の地形ウオッチングガイド』 誠文堂新光社,2009,159p.参照はp.139.
- キーワード
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- 月の公転、自転
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022040514194836692
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000324432