レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年12月23日
- 登録日時
- 2013/12/23 14:50
- 更新日時
- 2013/12/23 14:59
- 管理番号
- 20131223-3
- 質問
-
解決
『牧民金鑑』について知りたい。
- 回答
-
牧民金鑑 【ぼくみんきんかん】
http://kotobank.jp/word/%E7%89%A7%E6%B0%91%E9%87%91%E9%91%91 (2013/12/23確認)
世界大百科事典 第2版
ぼくみんきんかん【牧民金鑑】
江戸時代農政に関する法令集。22巻。1853年(嘉永6)成立。編者は幕府代官荒井清兵衛顕道(1814‐62)。地方(じかた)支配に精通していた編者が,後進の代官執務の便宜のために,長年にわたって収集した法令・書付・達書(たつしがき)・伺書(うかがいしよ)を,御代官心得,御取箇(おとりか),新田,検地など93項目に分類整理したもので,農政の実情を知るための好資料である。1935年滝川政次郎校訂で上下2冊本が刊行され,69年復刊。
日本大百科全書(ニッポニカ)
牧民金鑑
ぼくみんきんかん
江戸時代の地方(じかた)支配関係法令集。荒井顕道(あきみち)(清兵衛)編。1853年(嘉永6)成立。22巻。小普請(こぶしん)方から出て、幕末期には陸奥(むつ)国(福島県)棚倉(たなくら)、甲斐(かい)国(山梨県)市川の代官となった編者が、後進代官の執務の便に供する目的で編集したもの。・・・
参考文献:
滝川政次郎校訂『牧民金鑑』上下(1969・西田書店)
国史大辞典
牧民金鑑
ぼくみんきんかん
近世の地方(じかた)書を代表する著作の一つ。幕府の地方制度に関する御書付・達書・伺書などを編纂した法令集である。編者の荒井顕道は幕府御家人の家に生まれ、父道貞の職を継いで小普請方手代に出仕し、その後奥州棚倉・甲州市川・奥州桑折(こおり)・関東の東部地方のそれぞれの代官を歴任した人物である。彼は『牧民金鑑』を幕府の郡代・代官の執務に不可欠な法令集として甲州市川の代官であった嘉永六年(一八五三)七月に編集したのである。構成は目録二巻・本編二十巻の計二十二巻の大部である。以後の増補によって目録三巻・本編二十二巻の計二十五巻となる。・・・
近年には復刻(滝川政次郎校訂『牧民金鑑』上・下、刀江書院刊)されており、近世史研究とりわけ農政・農村史にとっては必読文献の一つである。
国立国会図書館デジタル化資料
牧民金鑑 荒井顕道[他]
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2605567 (2013/12/23確認)
牧民金鑑 / 荒井顕道編 ; 瀧川政次郎校訂 上巻, 下巻 東京 : 刀江書院 , 1969
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 法制史 (322 9版)
- 交通史.事情 (682 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 法制史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000142326