レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/11/10
- 登録日時
- 2022/03/20 00:30
- 更新日時
- 2024/04/13 00:30
- 管理番号
- DR20211000180
- 質問
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解決
成田ニュータウン内にある古墳のうち、現存するものと開発などで消滅したものの分布が分かる資料はあるか。
- 回答
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『公津原2別図』の冒頭のページに「A図 成田ニュータウン区域内遺跡図」がある。この図の凡例によれば、古墳のうち現状保存のものが白色で、調査した古墳が黒色で地図上に示されている。地図を確認すると、現状保存(白色)の古墳は40基である。調査した古墳が、消滅したものかどうかは確認できなかった。文化庁のホームページの「埋蔵文化財と文化財保護法」の項目には、文化財保護法では、土木工事等の開発事業の届出等があった場合に、やむをえず遺跡を現状のまま保存できない場合には、事前に発掘調査を行って遺跡の記録を保存することを求めている、と説明されている。『都心から行ける日帰り古墳,,関東1都6県の古墳と古墳群102 』p.82の「公津原古墳群」には、この古墳群は総数120基を超えていて、消滅した古墳も多いが、40基が県史跡に指定されて保護されている、と説明があり、前掲書の現状保存の古墳と数が同じである。また、千葉県のホームページのちば情報マップ「房の国文化財ナビゲーション」の「埋蔵文化財包蔵地」を検索するページから、千葉県内の古墳について確認することができる。
- 回答プロセス
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成田ニュータウン内にある古墳は、公津原古墳群に属するため、公津原古墳群についての資料を調べた。また、市史担当者に確認した ところ、千葉県のホームページの情報マップの「ふさの国文化財ナビゲーション」の「埋蔵文化財包蔵地」で千葉県の古墳について調べられることが分かった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 10版)
- 参考資料
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- 『公津原2別図』 千葉県教育委員会 1981 210.0254
- 『都心から行ける日帰り古墳』 ワニブックス 2019.11 213 , ISBN 978-4-8470-9855-0
- 文化庁>政策について>文化財>文化財の紹介>埋蔵文化財 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/maizo.html (2021/12/17)
- ちば情報マップ>ふさの国文化財ナビゲーション>埋蔵文化財包蔵地 https://map.pref.chiba.lg.jp/pref-chiba/Portal (2024/03/21)
- キーワード
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- 公津原古墳群
- 古墳
- 成田
- 成田ニュータウン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 地域(成田)
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000313811