レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/16
- 登録日時
- 2016/09/13 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:44
- 管理番号
- M16082814383384
- 質問
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岡山県章は、昔から同じものを使っていたのか。
- 回答
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過去の県章を見てみると、大正8年(1919)に制定の「鈴」を模した県章があったが、故三木行治知事の「ブタが気絶しているようだね」の一言がきっかけで人気がなくなり、だんだん使われなくなった。その後は県職員章が県章として準用されていた。また、それまで正式な手続きによって制定した県旗もなかったため、国民体育大会に出場するたびに違う旗を使用したり、昭和37年(1962)の岡山国体からは赤・青・緑の三色旗で急場をしのいだりしていた。現在の県章は昭和42年(1967)、地方自治法施行20周年を記念して県民および県出身者の作品786点の中から選ばれた。決定した図案(岡山市のデザイナー伴介隆さんの作品)は「岡」の文字を図案化し、県民の一致団結を中心に集め、岡山県の将来の飛躍を力強く表したものとなっている。こうして決定した県章は「県公報 告示第883号」(昭和42年(1967)11月22日)で告示され、同年11月29日の地方自治法施行20周年記念式典で披露された。同時に県旗も「地色をナス紺色とし県章を金色(略式の場合は白抜き)とする」と定められた。(参考)「真金倶楽部」№2 URL:http://www.libnet.pref.okayama.jp/service/kyodo/makaneweb/makane02.htm
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国地方 (217 9版)
- 参考資料
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①『岡山県公報 岡山県告示第883号』岡山県 1967年11月22日
②『岡山県政史 昭和戦後編』岡山県 1969 表紙見開き
③『岡山県政史 昭和第3編』岡山県 1988 p.806-807
④『警衆余音』笠井信一ほか著 岡山県内務部 1919
⑤『笠井信一集』笠井信一著 全国民生委員児童委員協議会 1988
⑥『目でみる岡山の大正(岡山文庫124)』蓬郷巌著 日本文教出版 1986
⑦『歴史をつくる岡山国体』第17回国体岡山県実行委員会 1963
⑧『山陽新聞』昭和42年11月29日夕刊・30日朝刊、平成14年10月12日朝刊
⑨『おかやま』11巻10、11、12号 1967年10、11、12月
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①『岡山県公報 岡山県告示第883号』岡山県 1967年11月22日
- キーワード
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- 県章
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016082814392983384
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年)
- 登録番号
- 1000196858