レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/08/24
- 登録日時
- 2023/09/13 00:30
- 更新日時
- 2023/09/13 11:36
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2023-005
- 質問
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解決
アジサイの挿し芽について記載のある本を探している。
- 回答
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下記の資料に記載があります。
〇『アジサイの世界』 日本アジサイ協会/監修 家の光協会 2008年
〇『魅惑のアジサイ』 大友三夫/著 家の光協会 2010年
〇『もっと簡単で確実にふやせるさし木・つぎ木・とり木』 高柳良夫/著 日本文芸社 2018年
- 回答プロセス
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1.定義の確認
・「さし木[cutting]」・・・葉や茎、根など植物体の一部を親株から切り離して、さし木床にさし、根や芽を形成させて新しい独立した植物体をふやす方法をさし木といいます。(中略)草本植物の場合、とくにさし芽[herbaceous cutting]と呼ぶことがあります。( 『最新園芸・植物用語集』 土橋豊/著 淡交社 2019年)
・「さし穂[cutting]」・・・切り離す元の株を親株[mother plant, mother stock]または母株といい、切り離して新たに独立させる部分をさし穂または穂木といいます。(中略)さし穂の種類によって、茎ざし、葉芽ざし、葉ざし、根ざしなどに区別します。( 『最新園芸・植物用語集』 土橋豊/著 淡交社 2019年)
2.所蔵資料内容確認
〇『アジサイの世界』 日本アジサイ協会/監修 家の光協会 2008年
p.74 「さし木の手順[頂芽ざし]」に「アジサイは発根力が強いので、さし木に適しています。さし木の適期は6月ころです。枝の先端をさす頂芽ざしと、枝の中央の太い部分をさす二芽ざしがあります。」と記載があります。
また「頂芽ざし」の手順の記載があります。
p.75 「さし木の手順[二芽ざし]」に「二芽ざし」の手順の記載があります。
p.76 「さし木の手順[冬ざし]」に11月~12月中旬ころに行う「冬ざし」の手順について記載があります。
〇『魅惑のアジサイ』 大友三夫/著 家の光協会 2010年
p.66-67 「アジサイの育て方、楽しみ方Q&A」の「Qアジサイの挿し木の方法を教えてください。」という項目に「アジサイは挿し木で簡単に増やすことが可能です。初夏挿しの場合、最適期は6~7月上旬です。今年の枝が少しかたくなったものを選ぶとよいでしょう。」との記載があります。
また、「頂芽挿し」の挿し穂、「ニ芽挿し」の挿し穂について記載があります。
p.68-69に「冬挿し」の方法について記載があります。
3.後日調査による追加資料
〇『もっと簡単で確実にふやせるさし木・つぎ木・とり木』 高柳良夫/著 日本文芸社 2018年
p.46-47 「アジサイ」の「さし木でふやす」に「2月下旬~3月の春ざしと6~8月上旬の夏ざしがあります。春ざしには充実した前年枝を、夏ざしには節間の詰まった充実した新梢を用います。2~3節のところで切ってさし穂にします。夏ざしは上の葉4~5枚を残して下葉を取ります。残した葉も半分に切っておきます。1時間くらい水あげして、さし床にさします。用土は鹿沼土、バーミキュライト、パーライト、ピートモスの同量混合土を使います。さしたあとは半日陰に置き、乾かさないように水やりをします。
春ざしした場合は、霜に当たらないように注意します。新芽が動き、発根してきたら薄い液肥を施し、翌春に鉢上げします。」との記載があります。
- 事前調査事項
- NDC
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- 花卉園芸[草花] (627 9版)
- 参考資料
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- アジサイの世界 日本アジサイ協会/監修 家の光協会 2008.6 627.79 978-4-259-56217-5
- 魅惑のアジサイ 大友三夫/著 家の光協会 2010.5 627.79 978-4-259-56290-8
- もっと簡単で確実にふやせるさし木・つぎ木・とり木 高柳良夫/著 日本文芸社 2018.11 627.12 978-4-537-21635-6
- キーワード
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- アジサイ
- 挿し芽
- 挿し木
- 庭木
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000338508