レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年09月07日
- 登録日時
- 2022/08/18 11:13
- 更新日時
- 2023/02/17 12:02
- 管理番号
- 新県図-01484
- 質問
-
解決
1.戦後から昭和までの佐渡市相川地域の住民生活や地域形成について
2.鉱閉山に伴い、衰退化した地域における学校の様子及び地域・学校・教育の立て直しの事例について
- 回答
-
1.戦後から昭和までの佐渡市相川の暮らしについて
当館所蔵資料を調査したところ、以下(1)~(4)に関連する記述が見つかりました。
(1)『佐渡相川の歴史』資料集第8巻 相川の民俗1(相川町史編纂委員会/編 相川町 1986)
(2)『佐渡相川の歴史』資料集第9巻 相川の民俗2(相川町史編纂委員会/編 相川町 1981)
(3)『佐渡相川の歴史』通史編 近・現代(相川町史編纂委員会/編 相川町 1995)
(4)『相川郷土博物館50年のあゆみ』(相川郷土博物館/編 相川郷土博物館 2007)
2 鉱閉山に伴い、衰退化した地域における学校の様子及び地域・学校・教育の立て直しの事例について
以下(5)~(8)に、鉱閉山に伴う地域衰退化や、産業遺産としての鉱閉山の保存・活用事例に関する記述が見つかりました。ただし、学校の様子や地域教育、学校教育の立て直し事例に関するまとまった資料は見つかりませんでした。
なお、当館所蔵資料ではありませんが、日本の学術論文等を検索できる「J-STAGE」「CiNii」で「閉山」「学校」などをキーワードにして検索すると、複数の関連記事がヒットします。これらの記事の一部は、インターネット上で公開されています。一例として(9)(10)の記事をご紹介します。
(5)『炭鉱と「日本の奇跡」』(中澤 秀雄/編 嶋崎 尚子/編 青弓社 2018)
(6)『夕張は何を語るか』(田巻松雄/編 吉田書店 2013)
(7)『明るい炭鉱』(吉岡宏高/著 創元社 2012)
(8)『日本の石炭産業遺産』(徳永博文/文・写真 弦書房 2012)
(9)「4 学校五日制を試行する地域教育力の回復 北海道の炭鉱閉山地K町K中学校の実践(II-3部会 地域と教育)」(山内亮史/著 『日本教育社会学会大会発表要旨集録』 43号 1991 p97~98)
本報告について「北海道における炭鉱閉山のK町K中学校における学校五日制を展望する地域教育力回復を焦点化した実践を紹介する中で、教育改革としての学校五日制を地域から考察」したものと記述があります。
(10)「尺別炭砿の閉山と子どもたち ―元尺別炭砿中学校教頭 松実寛氏による講演の記録―」(嶋﨑尚子/編 『JAFCOF釧路研究会リサーチ・ペーパー』7巻 産炭地研究会 2016年1月 1~46p)
本報告について「(1970年)2月の閉山から7月に尺別炭砿中学校が廃校になるまでの半年間に、中学校の生徒たちと教員たちが経験した急激な崩壊の様子を、現場で教頭として指揮をとった立場から詳細に報告」したものと記述があります。
以下はその他の調査済資料です。該当する記述は見つかりませんでしたが、参考までに申し添えます。
『筑豊の近代化遺産』(筑豊近代遺産研究会/編 弦書房 2008)
『近代筑豊炭鉱における女性労働と家族』(野依智子/著 明石書店 2010)
『石炭資源開発の基礎』(石炭エネルギ-センタ- 2010)
『石炭資源開発の基礎』2巻(石炭エネルギ-センタ- 2010)
『炭鉱(ヤマ)に生きる』(山本作兵衛/著 講談社 2011)
『日本石炭産業の戦後史』(島西智輝/著 慶應義塾大学出版会 2011)
『三池炭鉱炭じん爆発事故に見る災害福祉の視座』(田中智子/著 佛教大学 ミネルヴァ書房 2012)
『日本の石炭産業遺産』(徳永博文/文・写真 弦書房 2012)
『山本作兵衛と炭鉱(ヤマ)の記録』(コロナ・ブックス編集部/編 平凡社 2014)
『REMEMBER TAKASHIMA』(鵜沼享/写真 忘羊社 2015)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 北陸地方 (214 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320037