レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/10/05
- 登録日時
- 2021/10/09 00:30
- 更新日時
- 2021/11/02 10:17
- 管理番号
- R1001773
- 質問
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解決
鎮信鳥居について知りたい。
- 回答
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佐賀・長崎県に江戸時代から独特な形の鳥居が造られ肥前型鳥居と呼ばれるようになった。
材質は石だけで最上部の「笠木(かさぎ)」とその下の「貫(ぬき)」および両側の「柱」はそれぞれ3本の石材を継ぎ合わせている。
形は笠木の両端が天に向かって細く反り返っており、薙刀のような造りである。
柱は佐賀藩領のものは素朴で力強く極端に太くできているが、平戸藩領のものは全体的に均整がとれて美しい曲線を描いている。
名前の由来は第4代平戸藩主松浦鎮信(しげのぶ)が神社に寄進したことからきている。(参考文献③『日本の西の端から』p72~73)
平戸島、北松浦半島北部の旧田平町、小値賀島、壱岐島など旧平戸藩領に多く分布している。(参考文献②『鳥居 鳥居』p28)
- 回答プロセス
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①図書館蔵書検索(OPAC)「鎮信 鳥居」で検索。
→2件ヒット。下記資料に旧平戸藩領にある神社の鎮信鳥居の特徴についてまとめた記述あり。
・『日本の西の端から』井上 順一 芸文堂 2014
②都道府県の百科事典で確認。
→鎮信鳥居としては記載なし。上記資料で登場した肥前鳥居の項目に記載あり。
・『長崎県大百科事典』長崎新聞社 1984
③図書館蔵書検索(OPAC)「平戸 鳥居」で検索。
→7件ヒットしたが鎮信鳥居に関する記載なし。
④図書館蔵書検索(OPAC)「鳥居」で検索。
→22件ヒット。下記の資料に鳥居の種類別に解説あり。
・『鳥居 鳥居』大石清志 ゆるり書房 2019
上記資料を提供し調査終了。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291)
- 神社.神職 (175)
- 九州地方 (219)
- 参考資料
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- 鳥居 鳥居 大石清志/著 ゆるり書房(出版協力) 2019.9 175.5 (p28)
- 日本の西の端から 井上 順一 芸文堂 2014.7 (p71~124)
- 長崎県大百科事典 長崎新聞社/編集 長崎新聞社 1984 291.93 (p723)
- キーワード
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- 鎮信
- 鳥居
- 肥前
- 平戸藩
- 松浦鎮信
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000305795