レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年02月17日
- 登録日時
- 2021/07/25 14:55
- 更新日時
- 2021/08/27 16:17
- 管理番号
- 堺-2021-032
- 質問
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解決
『明月記』の藤原定家が熊野参詣で堺を訪ねた際の記載がある通史はないか。
- 回答
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『堺の歴史』山川出版社(1975)p.63~「熊野詣」
『むかしの堺』あかがね印刷出版(1994)p.45~「熊野まいりと堺」
なお、藤原定家の熊野参詣は、建仁元年(1201)に後鳥羽上皇に同道したもの。
『明月記』の中からその部分を取り出したものが『後鳥羽院熊野御幸記』や『熊野道之間愚記』などと呼称され流布している。
『定家明月記私抄』新潮社(1986)p.161
『熊野御幸』新潮社(1992)p.19~
なお、現代語訳は以下のホームページで閲覧可能。
「み熊野ねっと」内「熊野道之間愚記(後鳥羽院熊野御幸記)」
(堺市駅前分館)
- 回答プロセス
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その年代に公家である藤原定家が堺を訪れる理由を考慮し、熊野参詣ではないかと見当をつけ、地域資料を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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関英夫 著 , 関, 英夫, 1913-. 堺の歴史. 山川出版社, 1975.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001221199-00 (p.63~「熊野詣」) -
別所やそじ, 尼見清市 共著 , 別所, やそじ, 1920- , 尼見, 清市. むかしの堺. はとぶえ会, 1976.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001354305-00 (p.45~「熊野まいりと堺」) -
堀田善衛 著 , 堀田, 善衛, 1918-1998. 定家明月記私抄. 新潮社, 1986.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001788815-00 , ISBN 410319510X (p.161) -
神坂次郎 著 , 神坂, 次郎, 1927-. 熊野御幸. 新潮社, 1992.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002165313-00 , ISBN 410358405X (p.19) -
藤原定家『熊野道之間愚記(後鳥羽院熊野御幸記)』(現代語訳1).
https://www.mikumano.net/ryokouki/teika1.html (2021年7月29日確認)
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関英夫 著 , 関, 英夫, 1913-. 堺の歴史. 山川出版社, 1975.
- キーワード
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- 藤原定家
- 熊野詣
- 熊野参詣
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000302167