レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/06/16
- 登録日時
- 2021/07/10 00:30
- 更新日時
- 2021/07/10 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-210014
- 質問
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解決
自分が勤務している施設まわりのクローバー(シロツメクサ)の除去(除草)手法が書かれている文献を知りたい。
- 回答
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下記資料を案内。
資料1 「5. 非農耕地の雑草管理>5.4 緑地公園」(pp.446-450)
機械的防除,芝生地の雑草防除,除草剤による防除が紹介されている。
芝生地の雑草防除については,ゴルフ場の雑草管理を参照する。
除草剤による防除については,「基本的には雑草発生前土壌処理剤によって防除することが望ましい」とあり。
「芝生地での薬剤はゴルフ場に準ずるが,樹木下,園路等で使用する薬剤は根部吸収による害作用のないものを使用する」。
「4. ゴルフ場の雑草管理」「(4)重要雑草の防除法」(pp.430-433)には,「クローバー」の項があり,下記のような記載がある。
「生育初期のうちは,「シマジン+アトラジン」や「MBPMC+MCPH」などで防除されるが,生育期はMCPP,「DSMA+MCPP」,ダイカンバやトリクロピルあるいは,「トリクロピル+MCPP」などの限られた薬剤だけが有功である。また,刈り込み後,再生してから薬剤散布を行うといっそう防除効果が上がる。」(p.431)
資料2 「11 芝生地」(pp.446-449)
雑草発生の特徴と除草ポイント,雑草管理方法,除草剤の選択と使用法が紹介されており,以下の記載がある。
「(2)雑草管理の方法」(pp.446-447)
「芝生地における雑草は冬の厳冬期を除いて周年的に発生するが,発生盛期は冬雑草の秋と夏雑草の春~初夏である。芝生地における雑草防除は,この春と秋の2時期に土壌処理用の除草剤を散布して,雑草の発生を防止することが基本となる。」(p.447)
「(3)除草剤の選択と使用法」「1)土壌処理剤」(pp.447-448)
「カソロン,バンベルDはクローバー,タンポポ,スギナなどの多年生広葉雑草にも有効である。」(p.448)
資料3 「シロツメクサ」「制御法」(p.90)
「本種は刈取りでは防除できず,都市公園や庭園芝生,ゴルフ場をはじめスポーツ芝生などのように苅込管理が行われるところでは,年々発生域が拡大する。/選択的防除は,本種の生育期にMCPPまたはトリクロピルを散布するのが効果的である。」
資料1 草薙得一, 近内誠登編集. 雑草管理ハンドブック. 普及版. 朝倉書店, 2010.10【615.6/2010.X/R】
資料2 野口勝可, 森田弘彦著. 除草剤便覧. 第2版. 農山漁村文化協会, 2006.3【615.87/2006.3】
資料3 伊藤操子著. 多年生雑草対策ハンドブック. 農山漁村文化協会, 2020.9【615.6/2020.9】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 作物栽培.作物学 (615 9版)
- 参考資料
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- 草薙/得一?編集 近内/誠登?編集. 雑草管理ハンドブック. 朝倉書店, 2010.10【615.6/2010.X/R】:
- 野口/勝可∥著 森田/弘彦∥著. 除草剤便覧. 農山漁村文化協会, 2006.3【615.87/2006.3】:
- 伊藤/操子?著. 多年生雑草対策ハンドブック. 農山漁村文化協会, 2020.9【615.6/2020.9】:
- キーワード
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- 雑草管理
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000301588