レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月25日
- 登録日時
- 2021/01/22 16:31
- 更新日時
- 2021/07/07 12:22
- 管理番号
- 相橋R2-024
- 質問
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解決
アマビエの絵が掲載されている資料が見たい。
- 回答
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①~④を提供した。
- 回答プロセス
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市内OPACにてキーワード“アマビエ”で検索したところ、該当の資料は見つからなかった。
市内OPACにてキーワード“エキビョウ”で検索したところ、以下の資料が見つかった。
①『疫病退散』 島田 裕巳/著 サイゾー 202009 (自館請求記号:387.021)
p103「7 アマビエ」の項にp105「『肥後国海中の怪』として『アマビエ』の出現を伝える瓦版 弘化3(1846)年 京都大学附属図書館所蔵」として掲載あり。
分類38の書架をブラウジングしたところ、以下の資料が見つかった。
②『日本幻獣図説』 湯本 豪一/著 河出書房新社 2005 (自館請求記号:388.1)
p71「2章 予言する幻獣」の「アマビコ」の項「アマビエの登場」に京都大学附属図書館所蔵の「アマビエ」のかわら版が掲載されている。
③『日本の妖怪』 小松 和彦/編著 ナツメ社 2009 (自館請求記号:388.1)
p130~131「第2章 妖怪図鑑」の「クダン・アマビコ」の項に「予言する妖怪たちのかわら版 肥後国海中の怪」(京都大学附属図書館所蔵)として掲載あり。
④『明治妖怪新聞』 湯本 豪一/編 柏書房 1999 (自館請求記号:388.1)
冒頭カラーページp4「『肥後国海中の怪』肥後の海中で毎夜光を放つ幻獣。海中に住むアマビエ(アマビコ)と名乗って姿を消したという。」として該当の掲載あり。
p197「9 異界からの伝言」の「妖怪『アマビエ』の正体……記事から謎を解く」の項に該当の掲載と解説あり。
レファレンスの伝説の棚をブラウジングしたところ、以下の資料が見つかった。
⑤『妖怪事典』 村上 健司/編著 毎日新聞社 2000 (自館請求記号:R388.1)
p23「アマビエ」の項に「弘化三年(一八四六)四月中旬と記された瓦版に書かれているもの。」として文章のみの解説あり。
⑥『日本妖怪大事典』 水木 しげる/画 村上 健司/編著 角川書店 2005 (自館請求記号:R388.1)
p21「アマビエ」の項に「弘化三年(一八四六)四月中旬と記された瓦版に書かれているもの。」として解説と絵があるが、水木しげるの画。
後日、発注中であった市内他図書館所蔵の資料を取寄せた結果、以下の資料に該当箇所があった。
⑦『みんなのアマビエ』 扶桑社 202005 (自館請求記号:708)
p91「予言獣アマビエとアマビコ 永野栄俊」の項に京都大学附属図書館所蔵の「アマビエ」の「摺物(すりもの)」=「かわら版」が掲載され、そこに書かれている内容についても解説されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝説.民話[昔話] (388)
- 参考資料
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- 『疫病退散』島田 裕巳/著 サイゾー 2020
- 『日本幻獣図説』 湯本 豪一/著 河出書房新社 2005
- 『日本の妖怪』 小松 和彦/編著 ナツメ社 2009
- 『明治妖怪新聞』 湯本 豪一/編 柏書房 1999
- 『みんなのアマビエ』 扶桑社 2020
- キーワード
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- アマビエ
- 妖怪
- 疫病
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000292828