①『わらの家』のp.31「わらの家(ストローベイル・ハウス)」の説明に、「ストローベイルとは、ベイラー(圧縮機)で圧縮し、ひもでしばった直方体のわらのブロックのこと」とあり、ストローベイル・ハウスの概要が書かれている。p.48「わらからストローベイルができるまで」に材料となるストローベイルの作り方について、イラストで説明されている。
p.32にはストローベイル・ハウスの「わら壁と基礎回りの詳細図」、「ワラヤの断面図と断熱」の図がある。またp.33には「日本の建築基準法では基本的にわら壁で荷重負担することは認められないので、木造軸組工法などを主要構造にする必要がある」とあり、「ストローベイルと木造軸組工法の取り合わせ図(ワラヤ)」がある。
p.35、37に建設過程、p.38-41に完成した家の外観や内部、p.45-47に他の家やカフェの写真が載っている。
②『草のちから藁の家』のp.6「ストロー・ベイル・ハウス 地球にやさしい藁の家」の「ストロー・ベイル・ハウスとは何?」に、ストロー・ベイル・ハウスの概要が書かれており、「ストロー・ベイル・ハウスとは壁を藁でつくった建築物であり、基礎、床、屋根などの素材は一般建築と同じである」とある。
p.8-9「構造と工法」では様々な構造を「壁式構造」「非壁式構造」「ハイブリッド」の3つに大別し、それぞれ説明と図がある。p.10-11「材料(藁について)」には、材料となるベイルのサイズや使用量も出ている。「日本での状況」では「日本ストロー・ベイル・ハウス協会」が紹介されている。
p.14-35「ストロー・ベイル・ハウスのつくり方 メキシコのワークショップより」では、2000年にメキシコで作られた家の材料・道具や作る過程が書かれており、写真も多数ある。この家は、ストローベイルを積み上げてカリソーという植物に紐で固定して作っている。
p.7、12-13、36-45には様々な家の外観・内部の写真が載っている。
③「ストローベイルハウス」『ドゥーパ! 』第16巻3号のp.60「ストローベイルハウス」にストローベイルハウスの作り方の概略が書かれている。p.61に2タイプの壁の構造とベイルとベイラーについて書かれている。p.62-63に壁の施工方法が書かれている。
p.61の説明によると、壁の構造は、オリジナルに最も近い耐力壁工法(ロードベーリング)と現代版の非耐力壁工法(ノンロードベーリング)の2種類があり、耐力壁工法を用いる場合、日本の建築基準では10㎡以下の小屋であれば建設が可能、とある。それぞれの工法の説明とイラストもある。
p.64にはメリット、デメリット、日本で建てる際の雨・湿気対策が注意点として出ている。
p.60、64に家の外観や内部、p.62には壁を作る過程の写真が載っている。