レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年5月27日
- 登録日時
- 2020/10/22 17:38
- 更新日時
- 2021/01/25 16:45
- 管理番号
- 中央-1-0021412
- 質問
-
解決
脈拍(心拍)と拍出量についての本及び文献を探している。
特に運動時や心的ストレスにより脈拍があがったときの拍出量の変化が記載された資料がほしい。
- 回答
-
以下の資料及び論文を紹介した。
・『運動処方のための心拍数の科学』 山地啓司/著 大修館書店 1981年
・『生理心理学と精神生理学 第Ⅰ巻』堀忠雄/監修 尾崎久記/監修 北大路書房 2017年
・「ストレスによる血圧変動を心拍出量と総末梢血管抵抗から検討する必要性について」(『労働安全衛生研究』独立行政法人労働安全衛生総合研究所 2013年Vol.6 No.1 p21~23)
- 回答プロセス
-
(1)『運動処方のための心拍数の科学』 山地啓司/著 大修館書店 1981年
「3章 作業(運動)と心拍数」「4章 作業(運動)強度と心拍数」に、運動前後の心拍数の変化について記載がある。
p16「図3-1 作業前・中・後にみられる心拍変動」のグラフがある。
p21「図3-9 心拍出量の増加と心拍数、一回拍出量との関係」のグラフがあり、「心拍出量の増加にともなって心拍数はほぼ直線的に増加するが、一回拍出量は心拍数量が10~15L/分を超えると徐々にleveling-offの傾向を示す」と解説されている。
(2)『生理心理学と精神生理学 第Ⅰ巻』堀忠雄/監修 尾崎久記/監修 北大路書房 2017年
「第4部 生体反応の計測技術2:末梢反応」「9章 心臓循環器系」「3節 血圧」
p194~ 精神的ストレス課題(暗算課題など)を用いた実験における、血圧、心拍出量などの変化について記載があり、p193に関連のグラフが掲載されている。
(3)「ストレスによる血圧変動を心拍出量と総末梢血管抵抗から検討する必要性について」(『労働安全衛生研究』独立行政法人労働安全衛生総合研究所 2013年Vol.6 No.1 p21~23)
精神的作業における血圧、心拍出量、総末梢血管抵抗の関係についての記述や表がある。
この論文は、「CiNii Articles」のホームページから閲覧することができる。
「CiNii Articles」 https://ci.nii.ac.jp/
- 事前調査事項
- NDC
-
- スポーツ.体育 (780 10版)
- 普通心理学.心理各論 (141 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 脈拍
- 拍出量
- 運動
- スポーツ
- ストレス
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000288520