レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年02月27日
- 登録日時
- 2020/03/11 16:39
- 更新日時
- 2020/06/04 10:06
- 管理番号
- 2019-51
- 質問
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解決
拓川の漢詩を子規が筆写した「犯則余稿」を探しているが、『子規全集』若しくは研究書等に収録されているか。また、「拓川印譜」の所蔵先も知りたい。
- 回答
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1 「犯則余稿」について、法政大学図書館デジタルアーカイブ・正岡子規文庫デジタルアーカイブにより、資料画像が公開されている。
https://archive.library.hosei.ac.jp/db/default/detail/92
そのため、当館所蔵の【資料1】を確認したところ、「犯則余稿」について、p248に「加藤拓川著 正岡常規写」など9行にわたり情報が目録掲載されている。また、p15に表紙と裏表紙のモノクロ写真も掲載されている。この資料デジタルアーカイブでは、「〔著者不明〕」と表示されているが、その経緯等については、法政大学図書館に問い合わせてほしい。
2 【資料2】は、当館に寄託されている伊予史談会文庫に所蔵がある。31×16cm、34丁の和装本で、丁ごとに「拓川印譜 伊豫史談会刊」という枠の中に、朱印が押印されている資料。伊予史談会文庫の資料の閲覧はできるが、複写・撮影には、伊予史談会の許可が必要となる。
また、【資料3】p111-120にも「拓川印譜」が掲載されているが、伊予史談会文庫資料とは、掲載順や掲載数に少し違いがあるようだ。この『拓川集』については、国立国会図書館のデジタル資料で、参加館内に於いて公開されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『愛媛県百科大事典』294頁の加藤拓川の項に「犯則余稿」があると記されている。
- NDC
- 参考資料
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- 【資料1】『法政大学図書館蔵正岡子規文庫目録』(法政大学図書館 1996)<当館請求記号:H099-マシ-1996> 貸出禁
- 【資料2】「拓川印譜」伊予史談会文庫<当館請求記号:タ-25> 貸出禁
- 【資料3】『拓川集 拾遺篇』(拓川会 1933)<当館請求記号:K289-カタ-1933> 貸出禁
- キーワード
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- 犯則余稿
- 拓川印譜
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000275787