レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/04/19
- 登録日時
- 2019/11/01 00:30
- 更新日時
- 2019/11/01 00:30
- 管理番号
- 参調 19-0007
- 質問
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解決
江戸の庶民が出版物を読むようになったのはいつからなのか。
- 回答
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江戸庶民の読書について次の資料に記述があり。
1『江戸庶民の読書と学び』(長友千代治著 勉誠出版 2017.10 セ:023.1/E 資:1112190820)
p59- 慶長十九年(1614)『見聞集・四』「童子あまねく手習ふ事」
~戦乱の世を経て天下泰平の世になり、身分の高い者も低い者も皆物を書き習って」いる
p67-68 『見聞集・四』の身分の高い者も低い者もというのは、やや誇張した表現とあり、庶民階級の
学習が盛んになるには、三世代、およそ九十年間を経過しなければならなかったとあり。
2『江戸時代の書物と読書』(長友千代治著 東京堂出版 2001.3 セ:023.1/E/ 資:1105525016)
p38~ 庶民の読書が根付いたのは近世以後とあり、貞享三年(1689年)刊の京都の地誌『雍州府志』に、
物之本・絵草子・浄瑠璃本の販売の様子がわかりやすく説明されているとあり。
以降、近世の大衆読者の成立について記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 出版 (023 7版)
- 参考資料
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- 1 江戸庶民の読書と学び 長友/千代治?著 勉誠出版 2017.10 023.1/E
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2 江戸時代の書物と読書 長友/千代治?著 東京堂出版 2001.3 023.1/E
- キーワード
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- 江戸時代
- 読書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000263275