レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20190405
- 登録日時
- 2019/06/11 00:30
- 更新日時
- 2019/09/25 11:45
- 管理番号
- 0401000724
- 質問
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未解決
「場の理論」というような使われ方をする、心理学上の「場」がどのようにできる(発生する)のかについて書かれた資料はないか
- 回答
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自館所蔵資料にはなかったため、インターネットで論文を調べた。
「〈場〉とはなにか」河野秀樹/著(『目白大学人文学研究(6)』p.39-60,2010年)という論文が、目白大学リポジトリで公開されており、そのp.56に6-2「〈場〉の機能と生成メカニズム」という章があったため、これを紹介した。
なお、「場の理論」の提唱者クルト・レヴィン著の『社会科学における場の理論』を所蔵していたので依頼者に提供したが、依頼者によると場の“発生”については載っていなかったとのこと。
「〈場〉とはなにか」河野秀樹/著(『目白大学人文学研究(6)』p.39-60,2010年)〈2019年4月現在〉
file:///C:/Users/ilis/Downloads/KJ00006257579%20(3).pdf
- 回答プロセス
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依頼者の話を聞いて調べ出したが、物理の分野にも「場の理論」という言葉が存在し、蔵書検索ではそちらがたくさんヒットした。
また、数少ない心理学の資料として『社会科学における場の理論』という図書があったが、理論の提唱者の作品だった。
依頼者自身、提唱者の本は読んだことがなく目を通されたが、場の発生については載っていないようだとのことであった。
検索キーワードに悩み、ヒントを得るためインターネットで「場とは」と検索したところ、回答にあげた論文がヒットした。
目次がなかったため、論文の各章のタイトルを見ていたところ、依頼者が知りたい場の「発生」に近い「生成」という言葉の入った章があったため、こちらを紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 社会科学における場の理論,クルト・レヴィン/著,誠信書房,1962年 (「場の理論」提唱者の図書。場がどのようにできるかは載っていない。|0112664610|/140.1レ/シュ/052794)
- 社会心理学講座 2 基礎理論(3),みすゞ書房,1957年 (0110966959|/361.5シ/シュ/035234)
- キーワード
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- 場
- コミュニケーション
- 空間
- 場の理論
- 心理学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000257253