レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年09月15日
- 登録日時
- 2019/01/11 15:53
- 更新日時
- 2019/02/01 18:24
- 管理番号
- 2019.1-4
- 質問
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小刀の肥後守の名称の由来をしりたい
- 回答
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明治時代(資料1では明治29年、資料2では明治30年頃)重松氏(資料1では重松太三郎)が熊本から持ち帰ったナイフを元に、兵庫県三木の村上貞治が改良した。
名前の由来は
資料1では「熊本にちなんで肥後守の名で商標登録され」(p101)
資料2では「肥後守というネーミングは、当初の主たる販路を九州に求めたためと推察される」(P193)
とある。
- 回答プロセス
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一般的なジテン類は調査済みとのことだったので、刃物に関する所蔵資料からさがした。
- 事前調査事項
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一般的な国語辞典類、語源辞典は調査済み
- NDC
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- 金属製品 (581)
- 参考資料
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橋本英文 著 , 橋本, 英文, 1918-. 刃物雑学事典 : 図解・刃物のすべて. 講談社, 1986. (ブルーバックス)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001815762-00 , ISBN 4061326597 -
織本篤資 著 , 織本, 篤資, 1941-. ナイフの愉しみ : ラブレスから肥後守まで. 並木書房, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002586201-00 , ISBN 4890630775
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橋本英文 著 , 橋本, 英文, 1918-. 刃物雑学事典 : 図解・刃物のすべて. 講談社, 1986. (ブルーバックス)
- キーワード
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- 小刀
- 肥後守
- 三木
- 刃物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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資料2の参考文献にあげられている『三木刃物問屋史』『三木の刃物』を国立国会図書館および兵庫県図書館横断検索で検索したが、資料をみつけられなかった。
以下の資料も調査したが、肥後守の名前の由来についての記述はみつけられなかった。
『刃物のおはなし』 尾上 卓生/共著 矢野 宏/共著 日本規格協会 東京 1999.7
『刃物のはなし』 加藤 俊男/著 さ・え・ら書房 東京 1985.4
『伝統産業の成立と発展 播州三木金物の事例』 桑田 優/著 思文閣出版 京都 2010.9
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000250071