レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170804
- 登録日時
- 2018/12/01 00:30
- 更新日時
- 2018/12/01 00:30
- 管理番号
- 1002977
- 質問
-
解決
粟国島の洗骨についての資料が見たい。
- 回答
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①
『沖縄民俗 第15号?第18号(1968?1970)』 (琉球大学民俗研究クラブ∥編、第一書房、1988.2)
p37 「粟国村 西部落調査報告」の「葬制」に「洗骨」の項がある。
②
『粟国村誌』 (粟国村村史編纂委員会∥編、粟国村、1984.4)
p153 「第十三章 風俗習慣/第一節 風俗習慣/(六) 葬祭」に、「(6)洗骨」の項がある。
③
『字浜誌』([沖縄県島尻郡粟国村字浜]浜誌編集委員会∥編、[沖縄県島尻郡粟国村字浜]浜誌編集委員会 2008.1)
p158-159 「第六章 冠婚葬祭/第二節 浜部落の葬儀」の「二、スーコー(法事) 金城盛栄氏提供」の項に、主に洗骨の際の準備や様子についての記述があり、「洗骨の水は墓地近くのウンナカーラの水をとって使ったり、下ンカーの水をかついで持って行った。」とある。
④
『粟国島の祭祀』(安里 盛昭∥著、総合企画アンリ 2014.11)
p156-157 「第一章 年中行事/七・八月の行事/二、七夕、盆」の中の「粟国の墓制」に、「島には葬儀社や寺はなく、一般的には棺桶ごとの埋葬で後に洗骨を行う方法である。(中略)洗骨時期は一時葬から三年以上経た頃行なわれ、その日取りはとくにさだまっていない。一般的には十三年忌を済ませてから行うのが多いといわれている。普通洗骨の日取りはやかましく、友引や仏滅の日、または親戚縁者の不幸のあった年はだめだといっている。七夕の日は「日無し」といわれその日に行なうところも多いが、七夕と洗骨の関係は明らかでないという。」とある。
⑤
『葬送墓制研究集成 第1巻』 (土井 卓治、佐藤 米司∥編、名著出版、1979.12)
p214-238 「第三篇 改葬・洗骨」の「沖縄の洗骨儀礼」(名嘉真宜勝 [著])に、「洗骨呼称」(p220 表1)、「洗骨の時期」(p225 表2)、「“水”の問題」(p227)に、「粟国村」の記載がある。
⑥
『沖縄縣史 第22巻 各論編10(民俗1)』(琉球政府∥編、国書刊行会、1989.10)
p625-654 ⑤と同記述の掲載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会科学 (3)
- 参考資料
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- 沖縄民俗 第15号?第18号(1968?1970) 琉球大学民俗研究クラブ/編 第一書房 1988.2 (p37)
- 粟国村誌 粟国村村史編纂委員会/編 粟国村 1984.4 (p153)
- 字浜誌 [沖縄県島尻郡粟国村字浜]浜誌編集委員会/編 [沖縄県島尻郡粟国村字浜]浜誌編集委員会 2008.1 (p158-159)
- 粟国島の祭祀 安里 盛昭/著 総合企画アンリ 2014.11 (p156-157)
- 葬送墓制研究集成 第1巻 土井 卓治 名著出版 1979.12 (p214-238)
- 沖縄縣史 第22巻 各論編10(民俗1) 琉球政府/編 国書刊行会 1989.10 (p625-654)
- キーワード
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- 粟国島
- 洗骨
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000246749