レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年05月02日
- 登録日時
- 2018/09/09 15:22
- 更新日時
- 2019/03/31 14:25
- 管理番号
- 吹-30-2018-004
- 質問
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解決
認知症の方に行う嚥下(えんげ)障害のリハビリトレーニングが載っている資料はないか。認知症のため、自分で行うタイプのリハビリトレーニングは困難なので、介助者が行うタイプのリハビリを知りたい。
- 回答
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嚥下障害のリハビリトレーニングには、のどの奥に刺激を与えて嚥下反射を鍛えるなどの方法がある。
資料の紹介
(1)『嚥下障害のことがよくわかる本』(藤島一郎/監修 講談社 2014.9)
p44~p45 「顔のマッサージで口の動きを改善する」方法が記載されている。
p46~p47 「のどのアイスマッサージ」が記載されている。
(2)『接触嚥下ビジュアルリハビリテーション』(稲川利光/編集 学研メディカル秀潤社 2017.4)
p89~p90「のどのアイスマッサージ」の図解説明がある。
p98「嚥下反射促進手段」の図解説明がある。
(3)『Q&Aと症例でわかる!摂食・嚥下障害ケア』(藤島一郎[ほか]編集 羊土社 2013.10)
p185~p189 認知症の症例に沿って、看護する側の観察と介護の対応について記載されている。
(4)『摂食・嚥下ケア実践ガイド』(寺見雅子/編集 学研メディカル秀潤社 2014.9)
p142 「認知症患者への嚥下リハビリテーションのポイントは?」には、リハビリテーション例や自力でリハビリテーションを行えない場合に介護者が代わりに行える方法が表で説明されている。
関係機関の紹介
(5)吹田市歯科医師会>口腔ケアセンター>イキイキお口のケア相談(最終確認2018.11.1)
申込制で歯科医師などに口腔ケアに関しての相談ができる。
(6)吹田市歯科医師会>検診と活動の紹介>在宅訪問歯科事業(最終確認2018.11.1)
体が不自由で通院が困難な方の口の健康を維持するため、自宅に歯科医師、歯科衛生士が訪問し、口の健康診査、治療、口腔ケアを行うとある。
- 回答プロセス
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当館の検索機で「認知症」、「嚥下」、「介護」、「リハビリ」というキーワードで検索し、内容を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 10版)
- 臨床医学.診断.治療 (492 10版)
- 内科学 (493 10版)
- 参考資料
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藤島一郎 監修 , 藤島, 一郎, 1953-. 嚥下障害のことがよくわかる本 : 食べる力を取り戻す : イラスト版. 講談社, 2014. (健康ライブラリー)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025745079-00 , ISBN 9784062597869 -
稲川利光 編集 , 稲川, 利光, 1954-. 摂食嚥下ビジュアルリハビリテーション : Web動画付き. 学研メディカル秀潤社, 2017.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028046981-00 , ISBN 9784780912531 -
藤島一郎, 谷口洋, 藤森まり子, 白坂誉子 編集 , 藤島, 一郎, 1953- , 谷口, 洋 , 藤森, まり子. Q&Aと症例でわかる!摂食・嚥下障害ケア = Management and Nursing of Patients with Dysphagia. 羊土社, 2013. (ひつじ看護BOOKS. 納得!実践シリーズ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024832468-00 , ISBN 9784758109703 -
寺見雅子 編集 , 寺見, 雅子. 摂食・嚥下ケア実践ガイド : "経口摂取の可能性"を探る. 学研メディカル秀潤社, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025694225-00 , ISBN 9784780911657
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藤島一郎 監修 , 藤島, 一郎, 1953-. 嚥下障害のことがよくわかる本 : 食べる力を取り戻す : イラスト版. 講談社, 2014. (健康ライブラリー)
- キーワード
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- 嚥下障害(えんげしょうがい)
- 認知症
- リハビリテーション
- 介護
- 口腔ケア(こうくうけあ)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000242123