2016年のインドネシアの小学校数について、州別、県別、市別、公立・私立別のデータが、インドネシア政府のオープンガバメントデータ(注1参照)のポータルサイトである「Portal Satu Data Indonesia」で入手できます。
データの入手方法は以下です。
1. Portal Satu Data Indonesiaにアクセス
Google Chromeの検索窓に「Portal Satu Data Indonesia」と入力して検索し、Portal Satu Data Indonesiaにアクセスしてください。
2. ポータルを日本語表記に変更
インドネシア語がわかる方はそのまま利用、わからない方は、Chromeの翻訳オプションで「翻訳する」を選択してください。すると日本語でサイト利用することができるようになります。
3. 「教育」を選択
日本語表記にかわったら、サイトに表示されているカテゴリの「教育」を選択します。
4.目的のデータセットを選択
教育関係の135種類のデータセットの中から、
「レベルと認定ごとの学校」のデータセットを選択し、アクセスします。
データセットの説明を確認後、ダウンロード形式(CSVまたはXLS)を選択し、データセットをダウンロードします。
Jenjang=階層 がSD=小学校のものを選び、Negeri公立 Swasta私立の別に
州・県・市レベルのデータを入手することができます。州・県・市の行政区分については注2と注3をご参照ください。
注1)インドネシアのオープンガバメントデータ整備の動向については
土佐美菜実「民主化後のインドネシアに興るオープンガバメント運動」(特集オープンガバメント・データ整備の動向を追う~開発途上国を中心に~)アジ研ワールド・トレンド2018年2月号をご参照ください。
http://hdl.handle.net/2344/00050106注2)インドネシアの州・県・市について
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%A1%8C%E6%94%BF%E5%8C%BA%E7%94%BBインドネシアの地方行政区画は、州(インドネシア語: provinsi あるいは propinsi)が最上位の地方行政単位である。1999年には26の州があったが分離の傾向があり、2008年においては33の州に分かれた。2012年には34番目の州として北カリマンタン州を設置することが決まった[1]。州知事が最高責任者であり、5年ごとに改選される。州の下には県(インドネシア語: kabupaten)・市(インドネシア語: kota)が置かれるが、名称の違いがあるだけで制度的には同レベルの存在である。農村部主体の地域を県、都市部主体の地域を市と呼ぶ。
注3)インドネシアの州・県・市の対応関係について
① 州と県の対応関係
インドネシア統計局(Statistic Indonesia =Badan Pusat Statistik)のウェブサイトの左スロットにある「Download」をクリックすると
ダウンロード可能な統計情報のリストが表示されます。
https://www.bps.go.id/menu/24/unduh.htmlこのリストの中から、2010年人口センサスの結果報告書のひとつである
Total Population by Villages, Results of Population Census 2010 (Indonesian Version)を選択します。
この報告書を活用して、インドネシアの州と県の対応関係を調べることができます。
https://www.bps.go.id/website/fileMenu/Penduduk-Indonesia-Menurut-Desa-2010.pdf② 州と県と市の対応関係
こちらはWikepediaの情報ですが、下記のサイトでインドネシアの州・県・市の対応関係をお調べいただくことができます。
Daftar kabupaten dan kota di Indonesia
https://id.wikipedia.org/wiki/Daftar_kota_di_Indonesia_menurut_provinsi