レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/2/11
- 登録日時
- 2018/03/24 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M17061411087225
- 質問
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伊藤博文と娘婿の末松謙澄の親交に関する資料を探している。
- 回答
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①には「末松謙澄は、すでに一八七五年には伊藤と面識を持ち、一八八九年に伊藤の娘生子と結婚、伊藤の人柄や生活を身近に見聞している。」(参照はp373)とある。
②では、伊藤博文と末松謙澄の間で交わされた書簡を確認することができる。また、同書の解説の中で1878年(明治11年)の渡英に関して「(前略)この渡英にあたっては、参議伊藤博文の強い推輓があったといわれ、伊藤は彼に英貨五〇万ポンドを餞別として与えてもいる。」とある。
③では、末松謙澄の生涯がまとめられており、その中で、1893年11月伊藤内閣で法制局長官(内閣恩給局長兼任)、1898年1月第三次伊藤内閣で逓信大臣、1900年10月の第四次伊藤内閣で内務大臣を歴任したことが記述されている。
末松謙澄は伊藤博文の死後、その私生涯を『孝子伊藤公』にまとめており、④でその内容全部を確認することができる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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①伊藤之雄『伊藤博文 近代日本を創った男』 講談社,2009年,606p.参照はp373
②堀口修/監修 西川誠/監修『末松子爵家所蔵文書 下巻』 ゆまに書房,2003,552p. 参照はp.491-530.
③昭和女子大学近代文学研究室『近代文学研究叢書 第20巻』 昭和女子大学,1963,597p.参照はp16-24.
④御厨貴/監修『歴代総理大臣伝記叢書1 伊藤博文』 ゆまに書房,2005年,510,2,9p.
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①伊藤之雄『伊藤博文 近代日本を創った男』 講談社,2009年,606p.参照はp373
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2017061411045487225
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000232975