レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20150127
- 登録日時
- 2017/11/15 00:30
- 更新日時
- 2018/03/22 15:52
- 管理番号
- 広県図20140181
- 質問
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解決
夏目漱石が寺田寅彦と東京芸術大学でベートーヴェンを聴いたというエピソードが書いてある本がないか。
- 回答
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夏目漱石と寺田虎彦が一緒にコンサートに出かけていたという記述は見付かったが,一緒にべートーヴェンを聴いたかどうかは分からない。
(【 】は当館請求記号。)
『漱石が聴いたベートーヴェン』瀧井敬子/著,中央公論新社,2004.2(中公新書 1735)【S910.26/104タ】
p.149-181 夏目漱石と寺田寅彦
p.162に「千駄木から東京音楽学校の奏楽堂までには散歩にちょうどよい距離だったので、そうした地の利もあって、漱石は寅彦に誘われて、しばしばコンサートに足を運んだ。」とあり。
p.177-181 クローン指揮のベートーヴェン
大正2年12月6日にベートヴェンのエグモント序曲やヴァイオリン協奏曲が演奏されたグスタフ・クローン指揮の音楽会に出かけていることが書かれているが,当日の日記には「誰と行ったとも書かれていない」とある。
『寺田寅彦随筆集 第3巻』寺田寅彦/[著],小宮豊隆/編,岩波書店,1993.5(ワイド版岩波文庫 100)【914.6/93テ/3】
p.282-294 夏目漱石先生の追憶
p.289に上野の音楽学校の音楽会に行っていたとの記述があるが,ベートヴェンとは書いていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910)
- 参考資料
- キーワード
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- 夏目漱石
- 寺田寅彦
- ベートーヴェン
- 東京音楽学校
- 東京芸術大学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000224818