レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月08日
- 登録日時
- 2017/09/18 10:49
- 更新日時
- 2018/12/18 11:28
- 管理番号
- 北九2017国友006
- 質問
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解決
胡同(フートン)について知りたい。
- 回答
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胡同とは、中国の北京市内にある大通りから一本横に入った裏通りや、密集した民家の間を縫うように走る路地のことです。
元朝の都であった大都の頃に始まり、明朝や清朝時代にその数を増やしました。北京に昔からある言葉で「有名胡同三百六 無名胡同似牛毛』とあり、有名なものだけで306もあるという意味になります。しかし、近年では再開発による取り壊しのため、年々減少しているそうです。
写真が載っている資料がたくさんありましたので、利用者にお見せしました。
- 回答プロセス
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当館所蔵の『胡同(ふーとん)、北京の路地』から、北京市にある路地のことだと分かりました。「胡同」・「北京」をキーワードに当館所蔵の資料を探しました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『胡同(ふーとん)、北京の路地』,徐 勇/著,新潮社,1994,ISBN4-10-528201-8
- 『老北京の胡同(フートン)、開発と喪失、ささやかな抵抗の記録』,多田 麻美/著,張 全/写真,晶文社,2015,ISBN978-4-7949-6867-8
- 『図説北京 三〇〇〇年の悠久都市』,村松 伸/文,浅川 敏/写真,河出書房新社,1999,P70~79,ISBN4-309-72620-8
- 『北京 胡同に生きる』,NHK「アジア古都物語」プロジェクト/編,日本放送出版協会,2002,ISBN4-14-080687-7
- 『胡同(フートン)の記憶 北京夢華録』,加藤 千洋/著,平凡社,2003,ISBN4-582-83185-0
- 『北京と東北部と 流れる時を紀行する』,社本 一夫/著,西田書店,2011,P92~101,ISBN978-4-88866-549-0
- 『懐旧(レトロ)的中国を歩く 幻の胡同・夢の洋館』,樋口 裕子/著,日本放送出版協会,2002,P11~62,ISBN4-14-080720-2
- 『北京』,森永 博志/著,李 長鎖/写真,東京書籍,2008,P22~41,P62~64,P72~75,ISBN978-4-487-80193-0
- 『北京の胡同(フートン)』,ピーター・ヘスラー/著,栗原 泉/訳,白水社,2014,P27~45,ISBN978-4-560-08346-8
- 『北京路地裏エンターテインメント なつかしき胡同の娯楽と職人芸』,于 潤琦/著,岩崎 菜子/訳,毎日新聞社,2008,ISBN978-4-620-31888-2
- 『北京の四合院 過去・現在・未来』,北京四合院研究会/編,中央公論美術出版,2008,ISBN978-4-8055-0568-7
- 『北京古い建てもの見て歩き』,高井 潔/著,ダイヤモンド・ビッグ社,2008,P114、115,ISBN978-4-478-07626-2
- キーワード
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- 胡同
- 北京
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000222042