レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月23日
- 登録日時
- 2017/08/24 09:53
- 更新日時
- 2017/08/29 14:06
- 管理番号
- 和図-17-0035
- 質問
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解決
宝暦7年(1757年)7月25日-26日の台風災害について、和歌山での記録はあるか。
- 回答
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次の郷土資料に記載がある。
1.『小野翁遺稿熊野史』(小野 芳彦/著 新中会 1973年 ※新宮中学校同窓会 昭和9年刊の複製)p742
「七月廿五日風雨強水木の本浦大浪民家四十軒流大狗子通右疊浪にて崩る。」
2.『和歌山県災害史』(和歌山県/編 和歌山県 1963年)p61
「宝暦七年七月二十五日(一七五七)
暴風雨 二十五日風雨強水、木の本浦大浪、民家四十軒流れる。(熊野史)」
3.『熊野災害編年誌』(熊野災害編年誌編集委員会/編 新宮市消防本部 1981年)p4
「1757 宝暦7 津波 7月25日、木ノ本浦に大津波が襲来して、民家40戸が流失した。」
4.『新宮市災害史誌』(上野山巳喜彦/著 〔上野山巳喜彦〕 2017年)p33
「1757年 宝暦7年 7月25日 暴風雨 木ノ本浦に大波が襲来して、民家40戸が流失した。(『和歌山県災害史』)」
また、次の資料には「大風雨」との記載がある。
5.『大峯葛城嶺入峯日記集』(首藤 善樹/編 岩田書院 2012年)「増賞親王御入峯修験方日録」p76
「七ノ廿六日 大風雨
(中略)
御参堂、雨天ニ付、御延引被二〔注:返り点〕仰出一〔注:返り点〕。」
6. 同上「増賞親王入峯供奉記」p115-116
「尤、酉半刻此より少々雨降。風ハ強シ。
廿六日 風雨 午刻より大風雨 深更およひ未レ止
(中略)
右、雖レ〔注:返り点〕被レ〔注:返り点〕出二〔注:返り点〕御触書一〔注:返り点〕、風雨ニより御延引。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000220983