レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年06月09日
- 登録日時
- 2017/08/20 13:44
- 更新日時
- 2018/01/16 14:48
- 管理番号
- 埼熊-2017-063
- 質問
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解決
遷喬館(岩槻)での学生への心得が知りたい。
- 回答
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下記の資料を紹介した。
『埼玉県教育史 第2巻』(埼玉県教育委員会編 埼玉県教育委員会 1969)
p186 「遷喬館における教育目標は、寛政十一年(一七九九)同館設立時に南柯が作った会約にほぼ尽くされている。(中略)その全文は次の通りである。」とあり。「遷喬館会約」の全文と解説あり。
p191-224 「六、遷喬館及び勤学所の教育」に、遷喬館の運営状況や授業内容についての記述あり。
『岩槻市史 通史編』(岩槻市 1985)
p714- 「一 藩学の発展 藩校遷喬館」に、「ここでの教育目標は、創立時に南柯が作った会約にほぼつくされている。平常は学館の壁に掛けられ、新春の講業始めには師弟にそれを読み聞かせ勉学の心得とした。全文は五条からなり、第一条は塾の名義と目的、第二条は講読の課程、第三条は学習時の礼儀と態度、第四条に終業時を規定し、第五条は余間の利用と限界について示している。」とあり。
『岩槻藩校遷喬館』(1940)
p3 「遷喬館会約」あり。
p5 「教諭所の掟」あり。
『児玉南柯 唐船漂着事件と遷喬館』(さいたま市立博物館編 さいたま市立博物館 2007)
p10 「遷喬館会約」の書のカラー写真あり。
- 回答プロセス
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1 埼玉県教育史を確認する。
『埼玉県教育史 第2巻』(回答資料)
2 岩槻市史を確認する。
『岩槻市史 通史編』(回答資料)
3 自館目録を〈遷喬館〉で検索する。
『岩槻藩校遷喬館』(回答資料)
『児玉南柯 唐船漂着事件と遷喬館』(回答資料)
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉県教育史 第2巻』(埼玉県教育委員会編 埼玉県教育委員会 1969)
- 『岩槻市史 通史編』(岩槻市 1985)
- 『岩槻藩校遷喬館』(1940)
- 『児玉南柯 唐船漂着事件と遷喬館』(さいたま市立博物館編 さいたま市立博物館 2007)
- キーワード
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- さいたま市-岩槻区-遷喬館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000220845